ハマーちゃん姫

2012年7月12日 (木)

ハマーちゃん姫 幼いころ苦難の日々

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

猫の郵便シャボットの通常記事更新は休止中ですが、
猫の保護活動を応援してくれる人のため、また猫の保護活動を多くの人に知ってもらうため活動報告をしています。

昨年初夏に室内に保護したハマーちゃんの遠い昔、まだハマーちゃんが幼い頃のお話です。

活動の行き帰りに、かつてハマーちゃんが住んでいた無人の建物の前を通ります。
そこはハマーちゃんがいた頃とはうって変わって、ゴミが散乱し廃屋そのものになってしまいました。
改めて、ハマーちゃんがここで暮らしていたこと、いなくなったことを実感します。

ハマーちゃんを室内に保護したのは6月16日、もう一年以上の月日が経ちました。

昨年の今頃は、頭頂部にできた炎症(腫瘍)の治療に通院していました。
保護した直後は、治療すればすぐに良くなるだろうと思っていた炎症はなかなか良くなりませんでした。
エリザベスカラーはだんだん大きいサイズになり、気候は真夏へ向かっているのに、顔と頭に包帯をせざるを得なくなりました。
ハマーちゃんが可哀相で、ハマーちゃんに 「きっと治るからがんばろうね。」と言っていたのを思い出します。

ハマーちゃんの年齢は、地元の方の証言では15才とも18才とも言われていました。
猫の郵便とハマーちゃんのつきあいは2007年早春からですが、明るくてナイスボデイのハマーちゃんでしたので、その年齢を聞いた時は驚きでした。
そして、
ハマーちゃんの幼い頃の話を聞きました。それはもっと驚きのストーリーでした。

ハマーちゃんは外で暮らす母猫の子として生まれました。
赤ちゃんの時に命の危機に瀕しましたが、運良く、あるおじさんに助けられました。
そして、その方の会社で一緒に暮らしました。
会社の方々も可愛がってくれました。
不妊手術をした時は術後を心配した社員がハマーちゃんを見守るため会社に泊まってくれたほど、たいせつにされたそうです。

しかし、ある日、会社の管理者が猫を入れてはいけない。というお達しを出しました。
そして、ハマーちゃんはある日、突然、外に出されてしまったのです。
それでもハマーちゃんを赤ちゃんの頃からたいせつにしてくれた、おじさんがハマーちゃんの面倒をみてくれていました。

やがて、おじさんに定年退職の日が来ました。
周囲の皆はおじさんはハマーちゃんをお家に連れていくのだろうな、と思っていました。
けれど、家族に反対されたから、と連れて行ってもらえません。

ことの事情を知る由もないハマーちゃんは毎朝、車の下でおじさんが出勤してくるのを待ちました。
ハマーちゃんを可愛がってくれたおじさんは来ません。
それでも毎日毎日、ハマーちゃんは朝になると同じ場所でずうーっと待ち続けたそうです。
その時、ハマーちゃんの心はどんなだったでしょうか。

室内から外に出され・・おじさんに置き去りにされ・・
ハマーちゃんは人の事情・身勝手さに翻弄され続けたのです

ハマーちゃんは明るく大人しい良い子で、室内で飼養するのに何の問題もない子でしたが、外に置き去りにされました。
自分が都合の良い時だけ猫を可愛がる。
それを 「無責任な人」 「
猫をおもちゃにする人」 と言います。
ハマーちゃんのこと、先月亡くなったロロタンもそうです。
本人はそうとは思わないのでしょうが、そんな人間が多すぎます。

昨年、ハマーちゃんは闘病を続け、11月7日に亡くなりました。
火葬をして、ハマーちゃんの頭骸骨の一部にあるはずのない骨が見つかりました。
獣医の先生も首をかしげる珍しいことでしたが、外暮らしが続き、病を得てと、ハマーちゃんの生活が苦労の連続だったことがしのばれました。(鉄腕ウンガ)

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2011年11月16日 (水)

+∞ ハマーちゃん去りし、花影に、黙し胸に思い浮かべたこと ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。sun 10℃~16℃

Hammer1jpg              + ハ マ ー ち ゃ ん  最 期 の 姿 

ハマーちゃん去りし花影に黙し胸に思い浮かべたことshinebellshine

Think_angel60早朝の活動の途中で毎朝立ち寄ることになっている鉄腕ウンガさんの家に行っても、そこにはもうハマーちゃんはいない。

これが死というものなのか。影も形もそこには何もなく。

部屋の中には、残った猫たちに悪戯されないようにガラスケースに隔てられ、咲き遅れ残された白い大輪のユリの花だけが艶姿を見せていた。

光に音はなく。光射す静けさに花の影を教えられ。花と花影の意味いわくに言葉はなく、静けさだけがこだまのように目に照り映えていた。

犬や猫の死は、その悲しみを他の誰かに伝えようとしても、等身大の大きさでは中々伝わるものではなく。その都度、心はいつも宙を見つめることになる。

「ハマーちゃん、ごめんね。」 後悔や祈りや脈絡のないとりとめもない思いが胸の内に走り来て、遠く近くまだらな思い出の切れ端や浮島を焚き木にして、燃やす焔(ほのお)の揺らめく向こう側に、透かし見つめているものは何なのか? 無意識というものなのか?
ブルーノ・マルコさんのあの言葉が染み込んでくる。そして聴こえてくる。

『・・・人間に人気があるのかないのかというより、私は動物に好かれる方が嬉しいし、安心です。裏切ることもなく、死ぬまで愛されるっていいですね。』(マルコ・ブルーノ)

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ハマーちゃんのことを大切な「いのち」として、愛ある心配をして下さった皆さま方、本当にありがとうございました。深く頭を下げてお礼を申し述べます。

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Photo             + 秋 か ら 冬 へ   ~   山 茶 花 が 散 る 

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2011年11月11日 (金)

+∞花に抱かれ~妖精ハマーちゃん天国への旅立ち∞+

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Redon_apollon00                 + 天 か け る 旅 立 ち に 

花に抱かれ 妖精ハマーちゃんの眩しい旅立ちbellshinebellshinebell

Last_flowe50r11月7日、日の入りの時刻(16時41分)と共に始まったハマーちゃんの死に至る咳は、それから30分後には回数も減り、やがて命の音は全て消えてゆきました。

振り返れば、風の噂に聞くハマーちゃんの生涯は光と深い影に満ち、一番目に世話していた人が仕事の退職と共に去ってからは「どうやって食い繋いで生きていたの?」と想像すると不憫で切なくなりますが、最後の最後は鉄腕ウンガさんの家で深窓の令嬢のように手厚く大事にされ、幸福な日々だったと思います。そして、その死も雨風に打たれる野垂れ死にや虐待による死ではなく、複数の人間のやさしい思いに包まれた“最期”だったので、幸せな締め括りになったのではないでしょうか。ハマーちゃん。

ハマーちゃんの首まわりには、鉄腕ウンガさんが心を込めてしてくれた金色とピンクの二重のリボン結びが可愛らしく。ゴールドの一輪の薔薇を中心に赤・白・ピンクと・・・花々と草木で波状に縁取りし、頭上には青空の色のディルフィニュウムと月のレモン色のストックを、足元には野に咲く小さな草花をイメージして配し、両手に小さな手作りのブーケを持たせ棺に納めました。
気が付けば、納棺の時の花入ればかりがいつの間にか手慣れてしまい、忙しく動かす手元を悲しく感じていました。

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お見送りは、ハマーちゃんの棺を携え廣齋寺のある江戸川区葛西まで鉄腕ウンガさんと同行しましたが、葬儀社の迎えの車が来たところでハマーちゃんに別れを告げました。それはハマーちゃんと鉄腕ウンガさんをふたりだけにしてあげたかったからです。
遠ざかる車の、小さくなってゆく後ろ姿。

・・・港区の我が家に帰り着くと、鉄腕ウンガさんから『ハマーちゃんは、動物を慈しむ寺・廣齋寺の動物斎場にて、午前10時30分に無事に荼毘にふされました。ありがとうございました。』と連絡を頂きました。

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≪鉄腕ウンガさんからのメール≫

お世話になっております。
ハマーちゃんは今日 江戸川区 廣齋寺から旅立ちました。

ハマーちゃんを応援して頂きまして、ありがとうございました。
温かいお心に感謝とお礼を申し上げます。

ハマーちゃんのように、屋外で苦労して暮らさなければいけない猫がいなくなるように「がんばるからね」とハマーちゃんには誓い伝えました。

飢えてひもじい思いでさ迷っていたハマーちゃんに給食を介して付き合いはじめて5年。聞けば、ハマーちゃんの推定年齢は15歳を超えると言います。長い苦労の生活だったに違いありません。
それにもかかわらず、明るくやさしく本当にけなげな子でした。

以上、ご報告申し上げます。

社会猫保護活動グループ猫の郵便  鉄腕ウンガより

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思えば、あの日あの場所でハマーちゃんに初めて会ったのは、早朝の眩い光の中。

ハマーちゃんは「お腹がペコペコなの!」と言わんばかりに遠くから臆することもなく首を振りながら近づいて来ました。「アー・アッ・アッ・アッ」と特徴のある鳴き方で・・・。

それから5年の月と太陽と風と霜と。・・・そうして2011年11月10日。天気はあいにくの曇り空だったけれど、白い雲の上で“おひさま”がハマーちゃんを柔らかく迎え包み込んでくれますように。
ハマーちゃんが真新しい朝のきれいな光の中に永遠を見つけ溶けてゆきますように。
祈りを込めて。ニーナ・シモン“HERE COMES THE SUN”をハマーちゃんの旅立ちに捧げ、心の印とします。RIP,Miss Hammer The Cat!

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Photo  + ハ マ ー ち ゃ ん 去 り し 後  透 明 な 星 と 月 の 形 の 心 模 様 

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2011年11月 8日 (火)

+∞ ハマーちゃんの最期~涙をいっぱい浮かべて ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。raincloud14℃~17℃

Outdoor_jpg         + 外 猫 時 代 の 頃 の 姫   朝 の あ い さ つ 

ハマーちゃんの最期 涙をいっぱい浮かべてbellsweat01 bellsweat01 shine

Photo長い外猫生活から鉄腕ウンガさんのウチの家猫になったハマーちゃんが、昨夜17時20分から17時35分の間に私の膝の上に抱かれて亡くなりました。

亡くなった時間を17時20分から17時35分と記したのは、ハマーちゃんが意識不明の状態にあり死へのランディングが激しいモーションもなく余りにもゆるやかであったために何時何分とはっきり申し述べることが出来ないのです。最期は、柔らかなチューブに凪いで行く波を収め、かき抱いているようでした。

ハマーちゃんの闘病中、苦心しお骨折り頂いたS先生とスタッフの皆さん、ありがとうございました。メールや口頭で心配や励ましの言葉をかけてくれた皆さん、本当にどうもありがとうございました。

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ハマーちゃんは亡くなる前日の同時刻には、夕食に純缶とカルカン・レトルトを約80グラム自力で食べ、その後ボラの刺身をほどほどのボリューム食したと聞いています。
朝の恒例の日程になっているハマーちゃんのお見舞いの時にも臥せているわけではなく、最近のいつもの顔・近頃のいつもの佇まい・・・、それが突然の嘔吐と痙攣発作で死まで至ってしまうとは詠嘆の思いです。
昨夜も書きましたが、その日の午後に診察して頂いた先生の話によると「脂肪種が脳か脊髄に転移しているのではないか?/眼振(目が揺れる)がある、これは脳に異常があるということです/意識はもうすでありません・・・」

哀惜の気持から救いを探し出そうとすれば、ハマーちゃんの最期が意識不明の状態にあり、痛みや苦しみを自覚しないで天国へ旅立ったことでしょうか。
最後の見守りは、そっとさわる・撫でる・抱っこすることしか出来ませんでしたが、ハマーちゃんは大きく見開いた目に涙をいっぱいたたえていました。

つられて、私も目にポンプ式の井戸を仕込まれたかのように“水”が次から次へ溢れ出て来て止まらなくなってしまい、動物の保護活動をする身としては“こんなこと”ではいけないんですが、でもハマーちゃんは外猫時代も家猫になってからも気立ての良い「本当によいこ」でした。沢山の人に裏切られても黙々と生き抜きました。

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生きることのページをめくっていけば、必ず死の裏表紙が待っている。物事にはいつか必ず終りが来る。・・・背中合わせ、・・・合わせ鏡、・・・表裏一体。
相手が人でも猫でも自分自身のことでも、そこを踏み越えていかなければ、生きること事体が成り立たない、悩ましいハード・ライフ・・・、この旅は続いて行く。

あの日あの時、ハマーちゃんにめぐり会うことがなければ・・・

気持が落ち着いたら、いつか波乱万丈のハマーちゃんの物語をこのブログに書き留めようと思っています。「犬・猫を捨てないでくれ!」と・・・

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Pinkrose    + ハ マ ー ち ゃ ん 姫 に ピ ン ク の 花 を と 希 望 を 頂 き 

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2011年11月 7日 (月)

ハマーちゃん姫が亡くなりました~泣けて泣けて涙がこぼれて来て

ハマーちゃんが亡くなりました

応援&サポートして頂いた方々に感謝を申し述べたいと思います。

ありがとうございました!

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ハマーちゃんが朝から意識不明に陥り・・・

ハマーちゃんが今、死線をさ迷う重篤な状態にあり・・・】

ハマーちゃんが今朝、痙攣発作を起こし、その後、意識不明の状態が続いています。

診察して頂いた先生によると脂肪種が脳に転移したのではないかという話でした。

ハマーちゃんは今(17時20分)、小刻みな痙攣と呼吸の中にあり、見守りの為に「今日のブログ」更新はいつものスタイルでは出来ません。ごめんなさい。(John)

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