猫たちの物語

2013年2月 1日 (金)

Wキャリア薔薇玉タン6回目の春

猫の郵便のことは はじめにをご覧ください。

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          薔薇玉タン2008年5月24日生後8ヶ月くらいの頃

室内保護猫「ローズマリー」ことニックネーム「薔薇玉タン」は2007年秋に大きなオフィスビルエリア生まれました。その地区にはたくさんの猫が暮らしていて、ほとんどの猫は不妊手術を受けていませんでした。
薔薇玉タンは同時期に生まれた仔猫たちと一緒に母猫たちに囲まれて育ちました。
他の猫に比べてとても体が小さく、風邪のためか、目のしゅん幕が出ていましたが、枯葉を追いかけて転がるように走って遊んでいた姿を思い出します。

2008年春先にその地区で大規模TNRを実施した時に不妊手術のために一時保護しました。
先ず猫風邪の治療をし、不妊手術、そしてまた風邪の治療をしました。2週間入院し、獣医師は抗生剤にインターフェロンと手を尽くして治療してくれました。幼い時にひいた猫風邪は治らなず、慢性になることも多いということですが、薔薇玉タンの風邪も直りませんでした。
元の場所に戻り、外で暮らすのは無理と判断され、姉妹の「タイムくん」と一緒に室内保護猫になりました。

その後、白血病とエイズのWキャリアだということが分かりました。
とても食が細くやせてきていましたが、猫の郵便のJ のところで「超お嬢様」としてたいせつにされ、満5歳になり今年で6回目の春を迎えます。

先月、食べられなくなりましたので病院に行ったところ、口内に舌炎がありました。
3回通院し治療を受け食べられるようになりましたが、全快とはいきません。
ほんの少し食べて中断・すぐにまたご飯です、と催促します。
一度にたくさん食べられないのです。
世話をする猫の郵便のJは、催促される度に手を変え品を変え、フードを出して応えています。

続けて治療したいところですが、間を置かず3回続けて捕まえられた薔薇玉タンは警戒心バリバリになってしまい、J でさえ捕まえることが出来ません。
小さい身体で、ちょこちょこ歩いているように見えて足は速くてスルスル逃げます。
寝るときはハウスに入るか、猫たちの間に挟まって寝ていますので、やせていても身体の保温は大丈夫のようです。

満5歳を超えたWキャリアの薔薇玉タンを見ると、まるで奇跡を見ているようです。
姉妹の「タイムくん」はすでに亡くなっています。
Wキャリアであるのに良く生きてきたと思います。

薔薇玉タンがここまで生きてきた理由はJ の元で、大事にされ、のびのびと生活してきたことにあると思います。
J は猫たちに危険な場合以外は何も制限しないで生活させていますので、猫たちは余計なストレスを受けることなく、免疫カが保たれているのだと感じます。
そして、J はいつも弱い子優先で世話をしていますので、薔薇玉タンもたいせつにされてきました。

薔薇玉タンの奇跡が続きますように!
6回目の春を迎えることができますように!
心静かに祈ります。

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2013年1月31日 (木)

グレース姫へ頂いたメール

猫の郵便については はじめにをご覧ください。

室内保護猫 「グレース姫」が亡くなった時、日頃から猫の郵便の活動を応援して下さっている方々から、その死を悼むメールを頂きました。

頂きましたメールはみな 小さな命への愛と配慮にみちて心やさしく温かく、弱くなっている心を励まされました。

Mさんより頂きましたメールを許可を頂き掲載致します。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

ご報告ありがとうございます。
グレース姫さん、我慢強く、よく頑張りましたね。
蘭の花さんもそうですが、食べる事と隣り合わせの病は、本当に大変だったと思います。
辛い闘病から解放され、楽になった魂はなにを考えているでしょうか。
ご冥福をお祈り申し上げます。
猫の郵便のみなさん、長い間のお世話、お疲れ様でした。
寒い季節の活動は大変です。どうか御身大切に。
                               
 :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

皆さまから頂きましたメールはグレース姫への、そして、がんばった猫たちへのメールでもあると感じています。
皆さまの温かいお心に改めて感謝申し上げます。

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2013年1月30日 (水)

グレース姫からのお礼

グレース姫が亡くなり、死を悼むメールやお花を頂きました。
本日、1月28日記事に加筆してお礼申し上げましたが
改めてグレース姫からもお礼申し上げます。
グレース姫の「ありがとう」の声が聞こえるような気がしてなりません。

室内保護猫が重篤であっても、亡くなっても、時間が来れば外の猫たちの給食・保護活動に出掛けます。
押し流されるように忙しく、悲しみにくれる時間もない毎日です。
人前で 「猫が亡くなった」と嘆いてみせたら
、動物に過剰に思い入れをして夢中になっている変人と受け取られますので、人に言うことも出来ません。
思いは胸の奥深くに沈めて活動に向かいます。

こんな活動をする日々に
メールを頂きました方々・お花を下さいました方々の優しいお気持ちに励まされ、分かってくれる方々がいることに救われております。

Mさま Sさま I さま Hさま Mさま I さま Aさま Yさま
ありがとうございました。

お花はJ の希望を聞いて買いますが、3ヶ所くらいの花屋さんを回り揃えます。以前、J はハートの形を作りたかったのに花材が足りず、半円になってしまったことがありました。
やり直しは出来ないことですので、不足がないよう多めと思える量にしています。

J はシンプルに仕上げたかった。と言うことで棺には限定して花を入れたそうです。
棺に入れなかった花をJ はグレース姫への供花として飾りました。
頂きましたメール~猫の郵便の係員だけが読んでいるのは、もったいない。と思いましたので、後ほど掲載させていただきます。

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2012年4月14日 (土)

+∞ 紐でつながれた猫~その後 ∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島の光を rain 14℃~22℃

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紐でつながれた猫 その後のあれこれshinecrownshinecrownshinecrownshineshineshine

Kitty40jpg四六時中、紐でつながれて暮していた猫のこと、覚えていますか?

あれから3ヶ月と幾日。新しい飼主の元、名前も変わり、行動が制限されていた“紐”の拘束と呪縛からも解き放され、ようやく普通の猫並みの生活を手に入れたようです。
名前ですか? いや、前の飼い主がこのブログを見て、逆上するといけないので、秘密にしておきましょう。
そうですね。ここでは“秘密のアッコちゃん”とでも呼ぶことにしますか。

“秘密のアッコちゃん”は去年の暮れも押しつまった12月の29日に「もう飼えないから」と、港区のとある方に無理強いするやり口で押し付けられた経緯(いきさつ)がありました。その時の“アッコちゃん”は、余りのやせ方、余りの毛並の悪さ、食べ物らしきものを見ると何にでもガツガツと噛りつき走り回る、水を大量にがぶ飲みする、尿の臭いは殆ど無臭など、どこから手をつけたら良いのか分からないくらいの惨憺たる“ありさま”、惨憺たる健康状態でした。

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年明けて早々に、新しい飼主の方から相談を受け、信頼できる犬猫病院を紹介し、アッコちゃんの「普通の猫になろう」大作戦が始まりました。当時、アッコちゃんは体重が2キロ(8歳ですよ!)、腎臓の数値が病気レベルに劣悪、命を維持する喫水線ぎりぎりのところまでいっていました。担当のお医者さんからは「前の飼い主に飼われたままだったら、あと僅かの命だったでしょう」と告げられたそうです。
病院でアッコちゃんは、当たり前の普通の暮らしができるように処方食(療法食)を指導してもらい、定期的に通院し、腎臓の数値が少しずつ改善され、2キロだった体重が今は4キロになったということです。

8歳の猫が、三ヵ月の療養で2キロの体重が4キロになる。皆さん、これがどういうことか分かりますか? 何を指し示していると思いますか? 想像してみて下さい。
飢えやストレスから解放され、正しい生活をすること約三ヵ月。秘密のアッコちゃんは、今では挙動不審な態度も取れ、人間の食べ物に手を出すこともなくなり、のんびり伸び伸びとくつろいで暮しているとのことです。・・・新しい飼い主が風邪で寝込んだ時は、2日間枕元で付きっきりでいてくれたらしく、前の飼い主ならアッコちゃんのそうしたフレンドリーな性質は封印されたまま永遠に現れることはなかったでしょう。
人がそばに付いていながら、まともな食べ物を与えられず体を拘束されて病んでいく、これを虐待と言わずして何と言いますかね?!?

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とどのつまり、猫の幸せは人次第。捨て猫問題も、野良猫問題も、人が犯した過ち。
三重県「みどり町事件」は人の怠慢と業、犬猫の殺処分問題は欲と怠慢と刹那にかすめ取られるどうしようもない人の性(さが)。
とどの・・・とどのつまり、「大事なことは何か?」と言うと、それは傍らにいる動物たちが答えを出してくれているはずです。あなたがどう生きているのかを。
秘密のアッコちゃんが、身を持って教えてくれました。
犬や猫を持て余し、保健所や野に廃棄し、何事もなかったように取り繕い、何食わぬ顔でいる人は「ろくな死に目にあえない」と、偉そうにそう予言のカードを切っておきます。

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2012年4月10日 (火)

+∞ コスモくんの春 ∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島の光を suncloud 14℃~19℃

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あれから8年 ~コスモくんの春shinenightshinenightshinenightshinenightshinenightshineshineshine

Photo 保護猫コスモくんの猫エイズの容態が悪い方に進んでいる。去年秋ぐらいからどんどん痩せ始め、今はコットンの重さ。口の中に出血を伴なう炎症が生じ、ここ一週間食べるのが思うにまかせない。ムース系のウェットフードと割高なドライフードの銘柄を日替わりにすることで凌いでいる。先行きどうなるか。猫にとって、口内の病気は大天敵だ。

コスモくんは現在8歳。2004年の夏の終りの頃に日比谷通りのビルの間からひょっこり姿を表わした。赤ちゃんだった。洋猫のミックスで身体能力が赤ちゃんの時から敏捷性に富み、捕まえるのに一苦労。やっとのことで捕まえ他の猫と共に我が家に来た。
当時は地域猫活動ではなく、気付いた外猫はみんな家に入れていた。だから、給餌行為は地域猫活動ではなく保護収容のためだった。
あの年から猫ボラに騙されたり、給餌放棄現場に遭遇したり、大型の猫の捨て場所を発見したりなどが相次いで自分の家だけでは限度を超え、まかないきれなくなった。
そして、地域猫活動に至っている。

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六本木から海岸付近まで、平屋の人家は少ない。コスモくんをみつけたところも商業ビルが立ち並ぶところ。夜毎各地を巡り歩く・・・折に触れて・・・「誰がこんなひどいことをするんだろう! 人間は身勝手で本当にどうしようもないな。罰当たりめ!」と、そういう感情がどうしても付きまとい拭い切れない。

コスモくんとの残されたあと少しの時間。ウチに来て好かったと思えるようにして上げたい。

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2012年3月14日 (水)

+∞グッバイ タイムくん & ありがとう 皆さん∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。suncloud 5℃~10℃

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3月9日 タイムくんの旅立ちshineshinebellshineshinebellshineshinebellshineshinebellshineshineshine

On_the_c_30jpg3月9日にタイムくんは天国に旅立ちました。弔意のメールやねぎらいのメールを送って頂いた方々、本当にありがとうございました。

冒頭写真にあるようにタイムくんは、こうして旅立たせました。

一番大事にしているT・シャツを着せ、手紙を持たせ。両手の間には小さなブーケを抱(いだ)かせました。輪になっている赤いバラの中の一つがブーケの一角です。

どの子の見送りの時にも棺を花いっぱいにします。それは人知れず死んでいった多くの子たちに天国で花を分けて上げられるように祈りを込めてそうしています。

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やすらかに タイムくん いつまでも心に

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2012年3月 8日 (木)

+∞ タイムくん、いつかどこかで ∞+

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タイムくんぼくらはどうして出会ってしまったんだろうnightshineshineshine

Candle203月6日午前10時ジャスト、うちの猫タイムくんが急死した。ダブルキャリアではあったが、長患いに臥せていた果てに逝ったのではなく、それは突然の出来事だった。
午前10時ほんの少し前、「あー!」と物凄く甲高い奇声がしたと思ったら、わずか5分後にはタイムくんは一線を超え、全てが決していた。

タイムくん、4歳半、女の子。奇しくも4年前のちょうど3月8日、タイムは港区某所の大規模TNR作業の時、ローズマリー(バラタマタン)たちと一緒に保護された。でも、正確に資料を調べてみたら、家に来たのは術後の一日二日後と思いきや、健康状態が思わしくなく二週間余の風邪治療の入院を要していた。天候不順の厳寒の冬の果ての疾病だった。
もし、あの時、あの子たちに入院加療の必要がなければ、TNRの要件にのっとり、術後翌日にはリリースの運びになっていたかもしれない。だから、タイムくんの風邪症状はタイムくんにとってもこちら人間サイドにとっても今から考えると幸いだったと言えます。
退院後、季節は春の嵐のシーズンを迎え、雷鳴まじりの激しい気象変動が連綿と続き、あの吹き荒ぶ風雨の中、6ヵ月の赤ちゃん猫を野に放つのは忍びなかった。
こうして、タイムくんたちは“うちの子”として生きてゆくことになったのです。

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タイム(Thyme)くんの名前の由来は2008年の11月にさかのぼります。2008年11月末、私たちは港区某地区で第?次かの大規模TNR作業に入っていました。TNRの立会いは待ち時間が長く、その合間をぬい、深夜、辺りを暇つぶしに何気なく散策している時、現場からおよそ100メートル離れた“とある場所”を通りかかると、足音にビックリ仰天し暗い砂場から小さい命が砂もろとも飛び跳ねて四散してゆくのが見えました。小さな仔猫たちの姿でした。
その後、その場所のことが心配になり手分けして見守りウォッチングの日々が始まりました。10日ほどの通いで仔猫たちは逃げ出さなくなり、そこにいたのは暖かい空気が砂場に吹き出す排気口の下で寒さを除け・・・ひしと意地らしく寄り添う四匹の仔猫たちと母猫でした。
つながりがある四匹の仔猫。どの子も落ちこぼれることなく、幸せがみつかるようにつながりのある名前を考え、イギリス/北ヨークシャーに伝わるフォーク・バラードを思いついたのです。
Are you going to Scarborough Fair? Parsley,Sage,Rosemary & Thyme ・ ・ ・  Remember me to one who lives there ・ ・ ・ ♪
パセリとセージとローズマリー(バラタマタン)とタイム、その中でタイム(タチジャコウソウ)は「“度胸の良さ”の象徴」の言われがあると覚えがあったので、一番凛々しい雰囲気をしていた子に“タイム”と名を付けました。実際に、タイムくんには見守りの赤ちゃんの頃から“凛”としたオーラが漂っていました。女の子なのに余りにも飄々と振舞うので、「くん」付けで呼ぶようになりました。

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出自、経歴、みんな別々のストーリーを持つほかの猫たちも交え、パセリとセージとバラタマタンとタイムくんとのほぼジャスト四年の暮らしと時の流れの綴れ織り。
しかし、その一角がとうとう儚(はかな)く崩れ去る時がやって来たのです。
ダブルキャリア、母子感染。つながりがある残された子たちもこれからリスキーな線上を踏みしめてゆく。・・・実はタイムくんより体の成長がいち早く止まったバラタマタンの方が健康状態がすぐれず心配の種を抱えていましたが、まさかバラタマタンを追い越して先にタイムくんが逝ってしまうなんて、思いもしませんでした。
けれど、ある保護活動をしている人の話によれば、その人が世話をしている室内に保護したエイズや白血病の猫たちの命は「三年のラインを超えたことがない」と聞いているから、タイムくんの“四年と半年の命”は「本当に良くがんばった!」と、自分に今、言い聞かせているところです。

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普通の子と同じように良く食べ眠り、最後の最後まで他愛ない穏やかな普通の暮らし。
体中に管をさしての闘病の末ではなく、普通の生活の延長線上のある朝突然、喀血と下血の血の海に倒れた。ぬいぐるみや人形じゃないから、どんな健康な命であっても、いつか終りの時は必ずやって来る。
自分の運命を呪わず、精一杯に生きた命の最期を、せめて暖かい“温もり”で包んで上げたい、今思うのは唯それだけ。
後は、これからぼくたちがどう生きていくのか? 学び、考え、奢(おご)らず、卑屈にならず、活動で汚れた手を隠すことなく・・・。

でも、これだけは堂々と言える。・・・捨て猫、捨て犬を暗黙の内に了解し当然至極のように闇から闇へと葬り去る社会など絶対に良くない、おかしい、間違っていると!

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4_flowers                  + ♪ パ セ リ  セ ー ジ  ロ ー ズ マ リ ー  タ イ ム ♪ 

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2012年2月15日 (水)

+∞ 蘭の花の引越し ∞+

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蘭の花の引越し 一番好きな人のそばへshinervcarshinervcarshinervcarshineshineshine

Angel40jpg外猫だった蘭の花は、只今保護収容中。そして、里親募集中です。

しかし、5歳を超える猫に手を上げてくれる奇特な方はそうはいないようです。

このまま、猫の郵便の保護猫として暮すことになるのでしょうか? 蘭さん、どうする?

どうすると言われてもねー。Uターン禁止、昔には戻れない、固い運命の絆でギュッ。

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首のケガの方は、治療の甲斐があって大分良くなりました。でも、両目の間、鼻上部の打撃の痕は保護してから2ヵ月が経つというのに一向に現状復帰の元通りにはなりません。随分な力が加わったものと見られます。

自損事故なのか、誰かの手が加えられたものなのか、全ては薮の中・・・推測の域を出ません。川崎市・子猫虐待事件をまとめたサイトに掲載されていた虐待の傷と蘭の花の傷のあり方が似ていること、何故か気になります。

物騒さを増す世の中。そして、都会の真っ只中。雑多に通り過ぎる人たちの心の中までは透かし見ることができない。ましてや見張りに24時間ついていて上げることは、それも無理。他の地域猫たちのこともあるから警察に常時相談している。

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さて、現在の「蘭の花」先生はこの冬をいかがお過ごしかと言いますと、良く食べ良く催促し良く眠り良く騒いでいます。収容当時、手で触ってゴツゴツしていた背骨は、肉付きがよくなりずっしりと重たくなりました。
あの地区の出身で、猫エイズにも猫白血病にもかからずに、過してきたのは奇跡とラッキー以外にありません。がんばりましょう。

でも、蘭の花がここまで来るのには、ケガの治療ばかりではなく、奮闘の道のりがありました。5年以上屋外で暮して来た猫が新しい環境に順応するのは中々難しく、不安に鳴くのをたしなめる日々が続きました。鉄腕ウンガさんが来ると甘えた声を出して一時の落ち着きを保つのですが、彼女が帰ると心細くなるようです。
本当は、蘭さんには春まで待ち、暖かくなってから鉄さんの家に“お引越し”の運びとしたかったのですが、ハマーちゃん同様“一番好きな人”の傍にいるのがベストだと判断し、鉄さんの所に引越しすることになりました。

あるんですよ。相性という不思議なものが。見えない絆が。宿命の糸と言いますか。
ウチのテネシーは鉄さんが来るとカーカーと威嚇し、タイムくんやジゼルニコは男の客が来ると逃げまくり、コスモくんはLiamくんが大好きで、パセリのパーちゃんは人・猫すべてに恐怖心を持ち自閉している。
色々です。猫なりにそれぞれ考えや体験や屈折感や喜怒哀楽を違えて生きているのです。

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Dscn6650              + も っ と タ ワ ー の そ ば へ 

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2012年2月 3日 (金)

+∞紐でつながれた家猫の悲劇、?年∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。sun  -1℃~6℃

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紐でつながれ飼われていた猫の悲劇ホントは何年?shinebellshine

Angel40jpgそれは町並から正月飾りがとれた頃のことだった。

ある方から「猫のこと」で相談があり、こちらの側にも川崎・子猫虐待事件の署名のお願いなどもあって、お宅に訪問し話をすることになった。

1月某日、週末の昼下がり。約束通りにその方の家のチャイムを“ピンポーン”と押し扉を開けると、家の中が普通ではない何か騒がしい様子で、そこには既に先客がいた。
来客中に申し訳ないという一抹の気後れを感じながら、挨拶が終わるか終わらないかの間をおかず、・・・その時だった。
そこにいるはずがない猫が奥から唐突に飛び出して来て、いきなり玄関に下ろそうとした私のバッグに顔を突っ込みモゾモゾとやり始めたのだ。
訪問した先のFさんは飼い猫をしばらく前に病気で亡くしていて、“そこ”に猫はいるはずはなかった。

その猫は、「あらら何をするのかな?」とビックリする間もなくバッグ・パックに入れていた買い物袋の食パンにかじりついた。
猫は、Fさんの友人とその親戚の方が連れて来た猫だった。
何でも自分は老人ホームに入る事情があるので、もう猫を飼えなくなるから是非Fさんに貰って欲しいと言うのだ。・・・Fさんから送られた目線には困惑の表情が伺われた。
後で聞くと、事前に何のことわりもなしに、突然、炎のように降って沸いた来訪だったという。そして、“来訪者”は昔からそういう性癖で生きて来た人だとも聞いた。

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理由(わけ)ありで食パンにかじりついた猫。・・・その猫は、毛並はバサバサに入り乱れ乾き、とっても小さく、体はがりがりに痩せ細っていた。「8歳、女の子」と老女は言った。
しかし、その子は大変に行儀が悪く、大人四人が会話中にもテーブルの上~ガス台ところ構わず飛び乗り見境なく飛び回り、水をがぶ飲みし、お茶菓子をくわえて走る“奇行”に及び、とうとう老女が持参した1.5メートルくらいの“紐”に繋がれ、再び連れて来られた際に入っていた小型ボストンバッグに戻されてしまった。
老女は「バッグに入れればおとなしくなる」と引きつった愛想笑いを浮かべるのだった。

猫をどこかに連れてゆくのに猫用のキャリーケースではなく普通の小型ボストン。
そして、それと同時に“紐”を持ち歩く異様さと不思議さに、・・・ハテナと心の中首を傾げた。

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後日Fさんから追々と事情を漏れ聞けば・・・
そこには、その猫がそれまでどうやって生きて来たのかという悲しい実情があった。
老女は痩せたその子に一番安い缶詰の3分の一の量を一日2回与えていた。食事はそれのみだった。・・・沢山上げると吐くので上げなかった、上げない日もあったと言う。
余ほど生活に困窮している方なのかと察しもしたが、無駄な気苦労だった。
「彼女は高価なお着物や宝石を沢山持っていて、資産のある人よ!」とFさんは口びるをヘの字に曲げ少しおどけて見せた。

猫は、一年前に他界した老女の夫が大変可愛がっていたそうだ。しかし、彼女は夫が病気で入院すると、即座に猫を“紐”で繋ぎ、行動を紐の長さの中に制限するようになった。
哀れ猫の小公女・・・紐で繋がれ、満足な食事も与えられず約2年(?)・・・6歳の猫の小公女の悲劇がここから始まっていった。老女はそれを悪いことだとは思わなかった。(つづく)

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Winter_in_the_park1jpg       + 葉 は 枯 れ て も い つ か 満 ち る   だ が  心 は 

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2011年10月 2日 (日)

+∞ 馬鹿野郎物語 ∞+

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Wow       * イ メ ー ジ 写 真 ( G 君 で は あ り ま せ ん ) 

馬鹿野郎物語 ~失礼なのは承知の上bellbell kissmarkkissmarkngkissmarkkissmark bellbell

80某月某日。朝の外回り。4Catsが住み暮らしている“とある所”。

One Summer Day! 夏の朝は早く。駆られて急ぐ分だけ汗と疲労を余計に乗せて、目的地にたどり着いて「ほーっ」と一息、あたりを見回す。

さてと、前夜暗がりで見えなかったオバサンたちの取り散らかしを片付けてと・・・。

集まって来る猫たちに「ちょっと待っててね」と、かがんで作業をしていたら、40歳(?)くらいの女の人が立ち止まり、某猫G君に話しかけ始めました。

「直ぐに立ち去るだろう」と高を括って、作業に没頭していると、その内そのオバサンはG君を追かけまわし・・・、しばらく。大きな嬌声が聞えたと思った瞬間、音源の方向を見ると、その女はG君に手を振り上げたのです。

“ビンタ”がG君に当たったのかどうかは分かりません。でも、G君が生垣の方に逃げてゆく後ろ姿が見えました。

「Hey,何やってんだよ! ババァー!」と、反射神経で怒声を上げると、「ババァとは何よ!/撫でてやろうとしただけじゃないの!/あんたの猫じゃないでしょ!/そんなに好きなら猫を家に連れて帰ればいいでしょ!」と、矢継ぎ早に逆切れマシンガンの言葉が雨あられ。

「わたくしは家に猫がいるから、猫のことは何でも知っているのよ!」⇔「Gosh!〇〇〇〇 You! Ha!(心の中で)」

40歳くらいの女性をオバサンの総称のくくりの中に入れて語るのは、失礼かもしれないが・・・、こういう時オバサンは決まって同じ言い訳をする。お互いに顔見知りでも友達でもないのに大体決まって同じような言葉を口にする。

自分がしたことも忘れ言葉の乱れ撃ち。「・・・失礼でしょ! ババァとは! 謝りなさいよ!」と真っ赤な唇に口角泡を飛ばして。

はい。・・・失礼なのは承知の上。

“不幸”を√(ルート)の中に囲い、天からも人からも見捨てられ、屋根を持たずに暮す猫たちを弄び、楽しもうとする・・・その“神経と生きる態度”が嫌いなのです。

これが“おばさんシリーズ”を書くきっかけになった出来事でした。

我が意のままにその場その場で場当たりの“欲求”と“衝動”に憂き身をやつして行動する民族。
・・・本能の命じるまま“欲求”に生きる人たちは、本当に手に負えない。

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オバサンではないが、誰も見てない早朝だと思ってか(?)、猫を蹴った警備員もいた。ちゃんと見てんだぞ!

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Stop_it_2           ば か や ろ う !  く っ く っ く る し い ッ !

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