生と死

2013年3月20日 (水)

交通事故死の猫

猫の郵便のことは はじめにをご覧ください。

今日はお彼岸ですが、悲しいお報せです。
一頭の猫が交通事故に遭い死亡しました。

今日、0時過ぎにに地元で猫の郵便の活動を見守り応援してくれているYさんから連絡が入りました。
猫の郵便が世話をしているW君と思われる足の大きな白黒の猫が、
近くの歩道橋の下で亡くなっていて、ご自宅に収容しているとのことでした。
まだ身体のぬくもりが残る遺体を近所のKさんが見つけ、一緒に遺体を運んでくれたそうです。

遺体が収容された場所のすぐ近くにはガソリンスタンドと大きな道路に繋がる側道があり、死因は交通事故に違いないと思いました。
W君ならば、昨晩も元気に食事をしていたのに、死んでしまうなんて信じられないという思いがありました。
しかし、あらゆる災難がつきまとう外の猫の暮らしですから何か起きても不思議はありません。辛くても事実は受け入れなければと自分に言い聞かせながら出掛けました。

遺体に対面しました。
外傷は見受けられませんでしたが、眼球が飛び出て吐血があり、状態から交通事故死だと確認しました。そして死亡したのはW君ではないことが分かりました。
W君より身体も大きい若い猫でした。
体重は6㎏くらいあり身体の状態から見て出入り自由で飼われていた家猫ではないかと推察されます。

隣の家まで何キロもある北海道ではありません。
都会の車が通行する場所で外で猫を飼ったら、事故死するのは想定できることです。

国(環境省)・東京都では犬猫は室内で飼うよう指導しています。
けれども、外で猫を飼うことが悪いことだと、多くの人々は気づいていません。
そういう人たちは猫を事故死させても、「あー、いなくなっちゃた。」で平気な
のでしょうね。
猫の
遺体は今日、お寺の火葬施設へ搬送しました。

今日のお彼岸は暑からず寒からず薄曇の空。
桜も八部咲きになりました。
冬の寒さから、ようやく過ごしやすくなったばかりなのに、交通事故に遭い、本当に酷いかわいそうな姿でした。
遺体を見つけたKさんに話を聞けば、遺体が置かれておたのは、ゴミ集積場だったそうです。

生きとし生けるものは皆、同じ空の下で生きています。
しかし、人間社会のすそ野、底辺で生きる、人と関わりながら生きる動物たちのひじょうに多くは、その命を軽んじられ物やゴミのように扱われ、あまりに過酷な生を強いられています。

マスコミでは「命をたいせつにしよう」 と言われますが、
小さな命、動物の命をたいせつにすれば、その姿を子供たちに見せることができれば、人の命をたいせつにする社会が実現するはずです。
動物たちにあと一歩の思いやりを、一歩づつでも前に進んでくれるよう願います。

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2013年1月31日 (木)

グレース姫へ頂いたメール

猫の郵便については はじめにをご覧ください。

室内保護猫 「グレース姫」が亡くなった時、日頃から猫の郵便の活動を応援して下さっている方々から、その死を悼むメールを頂きました。

頂きましたメールはみな 小さな命への愛と配慮にみちて心やさしく温かく、弱くなっている心を励まされました。

Mさんより頂きましたメールを許可を頂き掲載致します。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

ご報告ありがとうございます。
グレース姫さん、我慢強く、よく頑張りましたね。
蘭の花さんもそうですが、食べる事と隣り合わせの病は、本当に大変だったと思います。
辛い闘病から解放され、楽になった魂はなにを考えているでしょうか。
ご冥福をお祈り申し上げます。
猫の郵便のみなさん、長い間のお世話、お疲れ様でした。
寒い季節の活動は大変です。どうか御身大切に。
                               
 :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

皆さまから頂きましたメールはグレース姫への、そして、がんばった猫たちへのメールでもあると感じています。
皆さまの温かいお心に改めて感謝申し上げます。

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2013年1月29日 (火)

猫の死に立ち会うということ

猫の郵便のことは はじめにをご覧ください。

猫の郵便の室内保護猫 「グレース姫」が亡くなって、猫の郵便の J は4日間続けてワインを空けました。
J は自他ともに認める酒豪ですが、連日飲むことはありませんので、珍しいことでびっくりしました。

グレース姫が亡くなった時、長い闘病生活の世話をしてきた J の態度は冷静でした。

J は言っていました。
「覚悟はしていた。
顔に穴が開くまでがんばったのだから、何とか助けてください、と獣医に取りすがる状態ではないし
自分の手元で看取ることが出来て良かった。

外の猫の保護活動に出かける時、ハウスに入れるとちゃんと入っていて、
帰って来て自分が座るとハウスから出て来て、膝に乗せるようせがんで膝に乗ってゴロゴロ言い、

寝る時は腕のなか、胸の上に乗ってゴロゴロ言っていた。
意識がなくなる直前まで、傍にいて いつもゴロゴロと言っていた。
これで良かった。」と。

しかし、J はグレース姫が亡くなったことを頭では納得して分かっていたけれど、身体の落ち着きどころが無くてワインを飲んでいたのだろう。と言うことでした。

「見送りまで含めてひとつの保護活動」 ですが、
たいせつな存在である猫たちの死に立ち会うことは重く苦しいことで 「死を受け入れることは、難しいこと。」 と改めて思いました。(鉄腕ウンガ)

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2012年4月 8日 (日)

+∞桜~地をゆけばメランコリーなガーデン∞+

猫の郵便のことははじめに福島光を suncherryblossomfullmoon 5℃~13℃

Sakura_12_jpg                                                + そして  +

桜物語地をゆけばメランコリーなガーデンshinecherryblossomshinecherryblossomshinecherryblossomshineshine

On_the_c_30jpg 熱がありまして。微熱(?)が断続的に続いていまして。中々引いてくれません。

動くのに体が重く感じ、時間や景色が“ボーッ”と外側を勝手に流れてゆきます。

夜の外回り活動。月明かりに浮ぶ桜並木が、熱がある視界には薄暗い空に散りばめられたバブルの淡い幻のように見えました。

使い古びれてきしむ車輪の上で・・・走馬灯のようにめぐり来ては去ってゆく桜の物語、増上寺細道をゆけば、“この花さくや姫”のあで姿に悠久の“お月さま”が見え隠れ。

メランコリーな月照らすガーデン、都会の地をゆけば、パチパチと炭酸水の泡はじけ散るような小さな命たちの悲しい物語が走馬灯に乗って、めぐり来て。
人波の光と影にもまれて・・・
花を待たずに逝った命と・・・消えた命と・・・信じて待っている毎夜の命たちと・・・

助けた命と・・・

助けられなかった命と・・・

「この感覚を何に例えればいいのだろう」と胸に小石を放り投げても、早春の冷たい夜風に答えはありませんでした。

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Night                                                   +  +

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2012年3月14日 (水)

+∞グッバイ タイムくん & ありがとう 皆さん∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。suncloud 5℃~10℃

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3月9日 タイムくんの旅立ちshineshinebellshineshinebellshineshinebellshineshinebellshineshineshine

On_the_c_30jpg3月9日にタイムくんは天国に旅立ちました。弔意のメールやねぎらいのメールを送って頂いた方々、本当にありがとうございました。

冒頭写真にあるようにタイムくんは、こうして旅立たせました。

一番大事にしているT・シャツを着せ、手紙を持たせ。両手の間には小さなブーケを抱(いだ)かせました。輪になっている赤いバラの中の一つがブーケの一角です。

どの子の見送りの時にも棺を花いっぱいにします。それは人知れず死んでいった多くの子たちに天国で花を分けて上げられるように祈りを込めてそうしています。

Mas3

やすらかに タイムくん いつまでも心に

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2012年3月 9日 (金)

+∞ 雨の中のキャンドル ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。rain 8℃~11℃

Thais_meditation1                         + タ イ ス の 瞑 想 曲  や す ら か に 

心は雨の中のキャンドルshinerainshinerainshinerainshineshinerainshinerainshinerainshineshineshine

Candle20一日中の雨降り。灰色の空。灰色の町。一回の外回りで頭のてっぺんからつま先まで全身水びたし。それを一日に四セット。
雨が連綿と切れ目なく降り続くと、心身両面から圧がかかる。
忙しさがそれの引っかき棒になり、ましてや、普段の活動以外の要素が加味されると、もう天地無用の慌しさ。
一日経って、ようやくPC前にたどり着いた。落ち着いたとまでは言いきれないが、途中で中座していたコラム記事の手直し。だから、一日遅れのブログ更新。

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3月9日は6日に亡くなったタイムくんの見送りの日だった。江戸川区外れの動物供養斎場からの旅立ち。4日に亡くなった麻布十番の地域猫・ニコも同じところからの旅立ちだった。
そして、3月9日は奇遇なことに去年の夏に亡くなった「純情仔猫物語」のKAZUさんの月命日にも当たる。「よかったね、タイムくん!」と思った。これで、何年経ってもタイムくんの旅立ちの日は何も見なくても心でずうっと忘れないで覚えていられる。
「あれは、KAZUさんの月命日と重なった日だった。ルナー・エクリプスだ!」ってね。

タイムくん、本当のこと、言っちゃおうか。あの日、あの時、あの瞬間、昏睡状態の君を胸に抱きながら、ぼくは君の名前をしばらくの間忘却してしまって、口から出て来なかった。
Liam君や鉄腕ウンガさんに電話した時、「タ タ タ タ・ ・ ・ ア ア ア・ ・ ・」「Ba Ba Ba Ba・ ・ ・ Th Oh Oh Uh Ah・ ・ ・」って。タイムくんの名前が言えなくて、「バラタマタンのお姉さん、妹・ ・ ・」と、電話の向こうからタイムくんの名前を教えてもらったっけ。気が動転し昏迷し、頭の中が真っ白になっちゃった。
目の前で起きていることが、何が何だか分からなくて。余りにも突発的すぎて、わずか5分間の時間変化についてゆくのが精一杯、恐かった。恐ろしさが鷲の羽根のように覆い被さっているような気がしていた。

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亡くなったタイムくんの亡骸を抱きすくめながら、約一時間。色んなことがRound&Round・・・走馬灯のように頭の中にめぐり来ては過ぎ去っていったっけ。
人間と猫のことを一緒にしたら怒る人がいるかもしれないけれど・・・。
去年の夏、夏の真っ盛り、KAZUさんの急逝の時も、「KAZUさんが白血病に倒れる」とブログで知らされてから、“あっ”と驚いている間も与えられずに、KAZUさんは高速のスピードで一気に階段を駆け上がるように逝ってしまった・・・、それだから、一番傍で見守っていたミッキー部長の胸の内は大変なんてものではなかっただろうと、察するにあまりあり、痛々しく、胸つまるさざ波が時空を超え押し寄せ、この時にも記憶の海馬の足元を濡らすようだった。
生と死。その間に横たわる深く見えない沈黙の河。
・・・対岸の水辺に足をつけ。
死者と遺された者を容赦なく分け隔てる深い闇、さもなくば「行き来不能の“Anything”の分厚い壁の前で」と言ったら良いだろうか、遺された者たちは皆、言葉を失う。
何度、人を見送っても、何度、猫たちを見送っても、この闇に慣れ親しむことはない。

昨日まで息吹きあった命が・・・、さっきまで動いていた命が・・・、ある瞬間を境に固化し微動だにしなくなり、永遠に存在そのものが消えてなくなる。
これがどうにも分からないのだ。このからくりがどうにも。
「死」に、言葉やイメージをあてがい「ああだ、こうだ」納得しようとしても、結局、ぼくには「死」というものがどうにも分かりがたい。死がどういうものか、てんで分からないのだ。
見送りの午前、死せるタイムくんを棺に寝かせ花入れながら馳せた思いは、「もう、あんな目(厳寒の外猫生活)に遭わなくていいんだ。もう、病気や生きる苦しみは受けなくていいんだよ!」と無言で目の指でいたわるしかなかった。
寒くもなく、暑くもなく、痛みも悲しみもない、何もない世界へ。

あの世(天空)は「どんなだろうな?」と考えても詮無く。生きながら“あの世”を体験できる訳でもなし。
たった3日で化石と変わり果てた鳴かないタイムくんを眼前に・・・
雨にけむる灰色の町と花切る水の冷たさが、万物は流転する(Nothing lasts forever)と教えてくれていた。

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燃え続けたロウソクは夜になって、白い皿の上でひときわ短くなり、最後の大きな揺らめきのそのあと、わずかばかりの蝋の残留をとどめ、完全に消えていった。

( Meditation from Thais,Massenet : Violin Valentin Stefanov )

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Thyme2                                  + . . P   タ イ ム く ん 

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2012年3月 8日 (木)

+∞ タイムくん、いつかどこかで ∞+

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タイムくんぼくらはどうして出会ってしまったんだろうnightshineshineshine

Candle203月6日午前10時ジャスト、うちの猫タイムくんが急死した。ダブルキャリアではあったが、長患いに臥せていた果てに逝ったのではなく、それは突然の出来事だった。
午前10時ほんの少し前、「あー!」と物凄く甲高い奇声がしたと思ったら、わずか5分後にはタイムくんは一線を超え、全てが決していた。

タイムくん、4歳半、女の子。奇しくも4年前のちょうど3月8日、タイムは港区某所の大規模TNR作業の時、ローズマリー(バラタマタン)たちと一緒に保護された。でも、正確に資料を調べてみたら、家に来たのは術後の一日二日後と思いきや、健康状態が思わしくなく二週間余の風邪治療の入院を要していた。天候不順の厳寒の冬の果ての疾病だった。
もし、あの時、あの子たちに入院加療の必要がなければ、TNRの要件にのっとり、術後翌日にはリリースの運びになっていたかもしれない。だから、タイムくんの風邪症状はタイムくんにとってもこちら人間サイドにとっても今から考えると幸いだったと言えます。
退院後、季節は春の嵐のシーズンを迎え、雷鳴まじりの激しい気象変動が連綿と続き、あの吹き荒ぶ風雨の中、6ヵ月の赤ちゃん猫を野に放つのは忍びなかった。
こうして、タイムくんたちは“うちの子”として生きてゆくことになったのです。

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タイム(Thyme)くんの名前の由来は2008年の11月にさかのぼります。2008年11月末、私たちは港区某地区で第?次かの大規模TNR作業に入っていました。TNRの立会いは待ち時間が長く、その合間をぬい、深夜、辺りを暇つぶしに何気なく散策している時、現場からおよそ100メートル離れた“とある場所”を通りかかると、足音にビックリ仰天し暗い砂場から小さい命が砂もろとも飛び跳ねて四散してゆくのが見えました。小さな仔猫たちの姿でした。
その後、その場所のことが心配になり手分けして見守りウォッチングの日々が始まりました。10日ほどの通いで仔猫たちは逃げ出さなくなり、そこにいたのは暖かい空気が砂場に吹き出す排気口の下で寒さを除け・・・ひしと意地らしく寄り添う四匹の仔猫たちと母猫でした。
つながりがある四匹の仔猫。どの子も落ちこぼれることなく、幸せがみつかるようにつながりのある名前を考え、イギリス/北ヨークシャーに伝わるフォーク・バラードを思いついたのです。
Are you going to Scarborough Fair? Parsley,Sage,Rosemary & Thyme ・ ・ ・  Remember me to one who lives there ・ ・ ・ ♪
パセリとセージとローズマリー(バラタマタン)とタイム、その中でタイム(タチジャコウソウ)は「“度胸の良さ”の象徴」の言われがあると覚えがあったので、一番凛々しい雰囲気をしていた子に“タイム”と名を付けました。実際に、タイムくんには見守りの赤ちゃんの頃から“凛”としたオーラが漂っていました。女の子なのに余りにも飄々と振舞うので、「くん」付けで呼ぶようになりました。

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出自、経歴、みんな別々のストーリーを持つほかの猫たちも交え、パセリとセージとバラタマタンとタイムくんとのほぼジャスト四年の暮らしと時の流れの綴れ織り。
しかし、その一角がとうとう儚(はかな)く崩れ去る時がやって来たのです。
ダブルキャリア、母子感染。つながりがある残された子たちもこれからリスキーな線上を踏みしめてゆく。・・・実はタイムくんより体の成長がいち早く止まったバラタマタンの方が健康状態がすぐれず心配の種を抱えていましたが、まさかバラタマタンを追い越して先にタイムくんが逝ってしまうなんて、思いもしませんでした。
けれど、ある保護活動をしている人の話によれば、その人が世話をしている室内に保護したエイズや白血病の猫たちの命は「三年のラインを超えたことがない」と聞いているから、タイムくんの“四年と半年の命”は「本当に良くがんばった!」と、自分に今、言い聞かせているところです。

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普通の子と同じように良く食べ眠り、最後の最後まで他愛ない穏やかな普通の暮らし。
体中に管をさしての闘病の末ではなく、普通の生活の延長線上のある朝突然、喀血と下血の血の海に倒れた。ぬいぐるみや人形じゃないから、どんな健康な命であっても、いつか終りの時は必ずやって来る。
自分の運命を呪わず、精一杯に生きた命の最期を、せめて暖かい“温もり”で包んで上げたい、今思うのは唯それだけ。
後は、これからぼくたちがどう生きていくのか? 学び、考え、奢(おご)らず、卑屈にならず、活動で汚れた手を隠すことなく・・・。

でも、これだけは堂々と言える。・・・捨て猫、捨て犬を暗黙の内に了解し当然至極のように闇から闇へと葬り去る社会など絶対に良くない、おかしい、間違っていると!

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4_flowers                  + ♪ パ セ リ  セ ー ジ  ロ ー ズ マ リ ー  タ イ ム ♪ 

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2012年3月 4日 (日)

+∞駄目ボラに放棄された子ニコが死んだ∞+

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NicoRtutakin_e                + 猫 の ニ コ 、 月 と 星 と 雨 と 雪 の  夜 を 数 え 

3月4日4時2分駄目ボラに見捨てられた子ニコが死んだshineshine

Moon_light70_bjpg本当なら、『駄目ボラを反面教師にして』の続編を、記憶を呼び戻しながら書き上げる予定でした。でも、何の偶然か「神のみぞ知る」世界、昨日と同じ書き出しで始めなければならなくなりました。

3月4日午前10時、地域猫として10年余り外で暮して来たシッポの先だけほんのちょっと“ちょこん”と白い黒猫の・・・「ニコが、今朝04:02 虹の橋を渡りました。」とメールで報せが届いたのです。本当に何の偶然か知らないけれど、この猫ニコは『駄目ボラを反面教師にして』の中の一番目の登場人物Aが何も告げず跡形もなく消え去った現場に置き去りにされた正に当事者に当たる猫なのです。

裏切りの街角・・・、取り残された猫たちとぼく(3月1日記事)・・・。哀れ、給餌放棄され、路頭に迷う猫たちの裏通り・・・。その群れの中に“ニコ”はいました。
それは冷徹・無慈悲な人の心の裏側をまざまざと見せ付けられた初めてのこの世界での体験であり、ぼく自身の動物へのいたわりの目覚めのスタートラインでもありました。
だから、“猫のニコ”とはこの十年余り共に生きて来た思いがあります。同じ釜のメシを食ったと言いますか、苦楽を共にして来たと言いますか、何と言ったら良いのか?
朝晩に猫弁当を持ち、路地を曲がると、ニコは猫たちみんなと一緒に必ず迎えに来て先導してくれました。雨の日も嵐吹き荒ぶ台風の日も雪降る日にも変わらずに毎日ヾ。

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それが去年の夏あたりでしたか。ニコは、食欲はあったものの・・・急激に痩せ始め、手で触ると背中が骨でゴツゴツと角ばり痛々しく。心配になり、現場近くに勤めを持っている猫ボラのNさんに見守りの相談をしていました。しかし、Nさんは我々の相談の持ちかけから、もっと足を踏み込み、見守りではなく、ニコを家の中に受け入れてくれたのです。
それから数ヶ月、Nさんはニコの看護、そして通院と、至れり尽くせりしてくれました。
Nさん、本当に心からお礼を申し上げます。「どうもありがとうございました!」、ほかには言葉が見つかりません。

本来ならば、「猫の郵便」がニコを引き取らなければいけないところを、こちらは当時ハマーちゃんの難病を抱え、そして去年11月の終りには蘭の花が重傷の傷を負ってやって来ました。「猫の郵便」は余りにも忙しく、余りにも手狭で。
Nさんのしなやかな心優しさはニコの訃報を報せるメールにも色濃く滲み出ています。
「今朝4:02・・・」、この出だしのワン・フレーズを目に入れただけで全てが手にとるように分かりました。最期を迎えつつあるニコとNさんの暮らしぶりを・・・。
勤めやボラで忙しく動き回り疲れているにもかかわらず、「ひとりぽっちで逝かせられない」と・・・、寝ずの見守りをしてくれていたのですね。
時刻「4:02」と見ただけでジーンとしました。
犬猫の看取りは数多くの経験があるから、それに踏まえメールから透きとおるように気持が伝わって来ました。

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けれど・・・。捨てられたケースや野良猫の子として生まれた多くの猫たちが、人知れず・・・路地裏や草むらや道端でひっそりと命を閉じることを思えば、ニコはNさんの優しい胸に抱かれ最期の日々を送り、幸せだったと思います。ハマーちゃんとも病院で偶然会ったことがあるし、・・・早春の芽生えの花々に見送られ・・・Nさんとの幸せな暮らしを胸に・・・元気だった頃ニコがピョンピョンと路をかけていたように・・・天国へ昇って行ったのだと・・・一番優しい気持を胸に引き寄せ「安らかに」と祈るばかりです。

ただ、ひとつだけ、ニコに「ごめんなさい!」しなければいけないのは、ニコが最後の最後まで元気はつらつとしていたため保護収容の機会を見失ったことです。あの場所からは病弱やケガを理由に12匹を超える猫を収容しましたが・・・、ごめんねニコ、君のことは大丈夫だと思って残してしまいました。
昨日の記事で書いた『ハッチくんが待っているから行こうっと』って言うのは、正にニコがいたあの場所のこと。ニコの仲間のハッチとココ、昨日の夜も今日の朝も先輩の君に習って、角を曲がると二匹そろって元気に出迎えに飛び出して来ました。
今、ニコの訃報を聞き胸かすめるのは、あの場所での役割をきちんと最後まで果たすこと、それだけを心に刻んで、・・・「安らかに、ニコ」・・・、今夜も君が暮した町へ。

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In_pinkjpgRtutakin_a           + り こ う な 猫 さ ん で し た ~  .  .  , ニ コ タ ン 

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2012年1月17日 (火)

+∞ 「夢と永遠と時間」の見送りに ∞+

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481pxwhirpool_galaxy_2Rtutakin_e_2         + 死 ぬ っ て た ぶ ん こ う い う こ と ( 花 銀 河 )

【「夢と永遠と時間の見送りに shineaquariusshineaquariusshineaquariusshineaquariusshineshine

Moon_light70jpg「1月15日0時でした。一緒に暮らして来た亀が死んでしまい」と友人から報せがあり。

冬の棘連なる剣山の峰、乗り切れず、天翔けてホシガメの“ホシ”くんは11年の命で。

えっ“亀が死んだ話なんてつまらない”って。そう言うあなたのそうゆう所がガサツな証。

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果物、レタス、トマトが大好きだったホシくん。「私の歩く宝石でした」と語る彼女の瞳。

神秘的な亀いる風景、傍らに添い暮すことが彼女の小さな頃からの憧れだったと言う。

甲羅の柄が星の模様なので、“ホシガメ”。世間では別称スターズと呼ばれていると。

高さある石のような甲羅には星々が降り、指でノックすると“夢と永遠”が聞えていたと。

夢・永遠・時間宝石たちが背中甲羅で幻のよう交錯し、流れ去りし星のワン・デケイド。

温かく見送って上げたいと、陸ガメの“ホシ”くんがはじめて泳ぐ時、それは天の彼方。

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「自慢の友だちでした。暖かくなる頃には遺灰を土に帰してやろう」、そう物思う冬の日。

少し彼女の内面の何か見たような。葬送の相談でした。見送る胸の内の優しさでした。

泳げなかった陸ガメの“ホシ”くん、宙に水を得て泳ぎ渡る、心の目で追う優しさでした。

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Stars               + ほ ん と に 宝 石 の よ う だ 

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2011年11月11日 (金)

+∞花に抱かれ~妖精ハマーちゃん天国への旅立ち∞+

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花に抱かれ 妖精ハマーちゃんの眩しい旅立ちbellshinebellshinebell

Last_flowe50r11月7日、日の入りの時刻(16時41分)と共に始まったハマーちゃんの死に至る咳は、それから30分後には回数も減り、やがて命の音は全て消えてゆきました。

振り返れば、風の噂に聞くハマーちゃんの生涯は光と深い影に満ち、一番目に世話していた人が仕事の退職と共に去ってからは「どうやって食い繋いで生きていたの?」と想像すると不憫で切なくなりますが、最後の最後は鉄腕ウンガさんの家で深窓の令嬢のように手厚く大事にされ、幸福な日々だったと思います。そして、その死も雨風に打たれる野垂れ死にや虐待による死ではなく、複数の人間のやさしい思いに包まれた“最期”だったので、幸せな締め括りになったのではないでしょうか。ハマーちゃん。

ハマーちゃんの首まわりには、鉄腕ウンガさんが心を込めてしてくれた金色とピンクの二重のリボン結びが可愛らしく。ゴールドの一輪の薔薇を中心に赤・白・ピンクと・・・花々と草木で波状に縁取りし、頭上には青空の色のディルフィニュウムと月のレモン色のストックを、足元には野に咲く小さな草花をイメージして配し、両手に小さな手作りのブーケを持たせ棺に納めました。
気が付けば、納棺の時の花入ればかりがいつの間にか手慣れてしまい、忙しく動かす手元を悲しく感じていました。

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お見送りは、ハマーちゃんの棺を携え廣齋寺のある江戸川区葛西まで鉄腕ウンガさんと同行しましたが、葬儀社の迎えの車が来たところでハマーちゃんに別れを告げました。それはハマーちゃんと鉄腕ウンガさんをふたりだけにしてあげたかったからです。
遠ざかる車の、小さくなってゆく後ろ姿。

・・・港区の我が家に帰り着くと、鉄腕ウンガさんから『ハマーちゃんは、動物を慈しむ寺・廣齋寺の動物斎場にて、午前10時30分に無事に荼毘にふされました。ありがとうございました。』と連絡を頂きました。

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≪鉄腕ウンガさんからのメール≫

お世話になっております。
ハマーちゃんは今日 江戸川区 廣齋寺から旅立ちました。

ハマーちゃんを応援して頂きまして、ありがとうございました。
温かいお心に感謝とお礼を申し上げます。

ハマーちゃんのように、屋外で苦労して暮らさなければいけない猫がいなくなるように「がんばるからね」とハマーちゃんには誓い伝えました。

飢えてひもじい思いでさ迷っていたハマーちゃんに給食を介して付き合いはじめて5年。聞けば、ハマーちゃんの推定年齢は15歳を超えると言います。長い苦労の生活だったに違いありません。
それにもかかわらず、明るくやさしく本当にけなげな子でした。

以上、ご報告申し上げます。

社会猫保護活動グループ猫の郵便  鉄腕ウンガより

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思えば、あの日あの場所でハマーちゃんに初めて会ったのは、早朝の眩い光の中。

ハマーちゃんは「お腹がペコペコなの!」と言わんばかりに遠くから臆することもなく首を振りながら近づいて来ました。「アー・アッ・アッ・アッ」と特徴のある鳴き方で・・・。

それから5年の月と太陽と風と霜と。・・・そうして2011年11月10日。天気はあいにくの曇り空だったけれど、白い雲の上で“おひさま”がハマーちゃんを柔らかく迎え包み込んでくれますように。
ハマーちゃんが真新しい朝のきれいな光の中に永遠を見つけ溶けてゆきますように。
祈りを込めて。ニーナ・シモン“HERE COMES THE SUN”をハマーちゃんの旅立ちに捧げ、心の印とします。RIP,Miss Hammer The Cat!

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Photo  + ハ マ ー ち ゃ ん 去 り し 後  透 明 な 星 と 月 の 形 の 心 模 様 

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