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2012年10月20日 (土)

猫の治療~検査は?都内獣医さん事情

昨日記事の口内潰瘍の保護猫「グレース姫」にはメラノーマ(悪性腫瘍)の疑いがありましたが、組織を検査しませんでした。

その理由
第一に、「検査結果を待って、その治療を始める」方法ではその子の痛みを取ってあげるまで、時間がかかりすぎる。ので不要な検査はしないという獣医師の方針のため。

猫の郵便も同じく不要な検査はしなくて良いという方針です。
検査して病名が確定したからと言って、病気が治る訳ではありませんし、
その子のたどる経緯に変わりはありません。
多額の費用をかけて、あえて検査する必要がない場合もあります。

第二に、検査してもしなくても治療内容に変わりはないこと。
グレース姫の口内患部を根本的に治療するには、口腔外科で全身麻酔をして患部を手術により切除する方法があります。
グレース姫は高齢で、脱水もありましたので全身麻酔は負担が大すぎると思いました。また、口内を手術したら、食べられなくなります。自分で食べることを遮断したら衰弱も起きますので、手術は避けました。

その結果、できる治療は現在の症状を和らげる「対症療法」になります。
原因が何であっても、その治療内容に変わりはないという訳です。
その猫がそれまでの生活を続けられるようにしながら、症状が良くなるよう治療をしてもらうのが希望です。

診てもらっている獣医師はこの治療をして、効き目がなかったら、次はこれ。
とたくさんの引き出しを持っているのだそうです。
良い先生に巡り合うことができました。

対症療法=グレース姫の場合は患部の消毒・軟膏塗布・補液・抗生剤投与でした。
抗生剤も何種類か投与してもらっています。
通院し、この治療を繰り返してもらった結果、幸運にも患部は縮小し、食欲・体重を維持することができています。
悪性腫瘍ではない可能性がでてきました。

しかし、東京都内の獣医さんのほとんどは、検査して結果が出てから治療に入るそうです。
その理由は、「告訴されたら、負けるから。」だそうです。

グレース姫を診て頂いている獣医師の言葉を借りれば、
「今の患者さんは耳年増になって、自分が病院にかけた犬・猫に後遺症が残ったり、死んだりすると、獣医を訴えて、お金にしようとするんだよね。
検査して結果を見て、治療しないと敗訴する、ということで、都内のほとんどの獣医は検査しているね。でも、そういうやり方だと教科書どおりの治療しか出来ないのよ。
」ということ。

獣医師の治療方法や方針が、そんな事に左右されていたなんて驚きでした。

びっくりして猫の郵便の J に話をしました。
「 やっぱりお金で買ったペットだから、お金を取り戻そうとするのかしら?」と言いましたら、J は
患者が告訴まで至るのは、
「 患者と獣医師のコミュニケーションが成立してなかったからでしょ。
患者も獣医とコミュニケションを取る、意思の疎通ができない獣医ならば、病院を変えるなどの努力をすべきです。」と言っていました。(続きは明日

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