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2012年10月 9日 (火)

保護活動は協働と連携で2

昨日記事のピノコさんの給食場所に、猫の郵便のJ が行くと、ドライフードを地べたに撒く女性と遭遇。
J はそのふとどき者を金網に縛りつけ、 ふんじばって説教をしようと思ったら逃げられたそうです。
ばら撒き餌の人たちは保護活動とは無縁の人たちです。
ここからは、保護活動の話。9月30日、10月5日記事、飼い主のいない猫2頭の不妊手術などの相談を頂いた件の続編です。
今までの経過をまとめます。

9月24日Aさんより相談メールあり。
Aさん勤務先入居ビルに飼い主のいない猫2頭がいて、警備の人に追い払われるなど不憫で、行政に不妊手術の相談に行く。猫の郵便ウンガに不妊手術の際の保護のし方・病院などの相談あり。

Aさんと連絡を取り合った結果、
この猫たちのことはAさん、そして勤務先経営者Kさんも大変心配している。

Aさん勤務先入居ビル管理会社は敷地内での猫たちの給餌を禁止している。
Aさんは敷地外で猫たちに食事を与えている。ということが分かる。

9月30日に現場と猫を確認に行く。
東海道宿場町、大ターミナル駅に近い大オフィスビル、
なぜ、こんな所に猫がいるのか?と首をかしげるような場所でした。
2頭の猫がいることを確認する。1頭はお腹が大きく妊娠を疑う。
お腹が大きい猫は体調が悪そうな感じがする。

Aさん、Kさんに手術の際の保護方法と病院情報、
飼い主のいない猫の行政への取り組み・環境省ガイドラインなどの情報を提供する。
お二人で手術が済ませた後、2頭をどうするか、相談をなさる。
2頭だけなので、関係者の家内に入れた方が良いのではと伝えたところ、お二人も室内保護を希望され、Aさんの自宅で飼うことに決まる。

保護・捕獲方法につてはAさんと相談した結果、捕獲器を使用し、保護はボランティアさんに依頼することに決まる。ボランティアさんに連絡し、保護作業日を決めてくれるよう依頼する。

9月30日、Aさん、Kさんは、不動産管理会社担当者に対し、保護作業とそのための給餌を認めてくれるよう交渉する。
管理会社担当はビルの持ち主がダメと言っているので、認められないという。
しかし、行政から要請があれば協力するともいう。

不動産管理会社の方で、飼い主のいない猫の保護を勉強している人はほぼ皆無と思われます。
猫と聞いただけで、やっかいを避けようとして、猫を追い払おうとするのは、大勢の成り行きと思います。
しかし、猫たちを放っておけば、こっそり食べ物を与える人が出てきて、猫が増える結果になるのですから、TNRを認めた方が得策なのです。
けれど、目の前にいなければ良い、と安直な判断をされる場合も多いように思います。

ここで、東京都愛護推進員で普段から活動しているNさんに連絡し、状況を説明し、管理会社担当者と交渉してくれるよう依頼しました。
敷地内での保護・捕獲作業を認めて貰わなければ、作業に支障をきたすことも予想されますので、管理会社担当者の説得が必要です。

Nさんは保健所担当Gさんに連絡する。
ことの成り行きによっては、Gさんが直接、管理会社担当者に話しをしてくれることになる。

10月1日、Aさんは行政に赴任手術助成の申請をする。

10月3日、Nさんが説明をしたところ、管理会社担当者は内容を理解し、協力してくれることになる。

Aさんから、1頭の目がふさがり、雨も降り猫たちの健康状態の悪化が心配という連絡が入る。
そこで、当初の予定を変更し、ボランティアさんに連絡し、保護作業を早める。
結果、10月4日、2頭は無事、保護され、不妊手術と健康診断、ワクチン接種を受けて、A家へと保護されました。

びっくりの結果。
お腹が大きい子のお腹は「妊娠ではなく、脂肪だった。」
ということで、獣医師も驚いたそうです。
特に健康状態に問題はない、ということでAさんも安心されました。
名前は「ちゃーちゃん」と「とらちゃん」。幸せな家庭猫になります。
2頭がおうちの子になった。ということで、外の猫の生活を見知っている関係者はみんな、2頭の幸福をたいへん喜こびました。

長い文になりましたが、このように

猫の保護活動は、保護しようとする当事者だけではなく、地元(この場合、不動産管理会社)、行政(区助成金担当係・保健所)、ボランティア(不妊手術のための保護・捕獲・搬送ボラ、愛護推進員Nさん、関係者連絡ウンガ)が連携・協働して、うまく成り立ってゆくのです。実例として掲載いたしました。(鉄腕ウンガ)

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