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2012年5月 3日 (木)

+∞盗聴②~消極的ガンジーイズムの心で∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を raincloud 17℃~19℃

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盗聴 消極的ガンジーイズムの心でshinecrownshinecrownshinecrownshinecrownshinecrownshine

Giovanni_domenico_tipeolo_昨日2日午前から降り出した雨は、時間を追うごとに勢いを増し、日が暮れ夜になり、外猫活動の時刻になると、地面を叩きつける雨音も激しく、その最盛期に差しかかっていた。外猫活動の宿命。何でもかんでも一切合財あらゆる条件を受け入れての活動である。もの言わぬ猫相手、どうやら忍耐力だけはいつの間にか身につけたようだ。

しかし、昨日から今日にかけてのような長時間に渡る豪雨は、さすがにしんどい。帰る家のある自分は家にたどり着けば「ホッ」と一息つけるが、帰る家のない猫たちは運を天にまかせての“耐え忍び”しかないのだ。だから、雨の情景を見つめる目は普通の人々とは自然と違ってくる。無情の雨なのである。せめてもの差し入れ活動なのである。

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某活動現場にたどり着き、傘を広げ、口笛で合図しながら準備をしていると、何処かで雨宿りし待ちわびていた古参地域猫のイーディが一目散に駆けて来て、傘の下にスッポリともぐりこむ、・・・長年の付き合い、仲良しなのである。
イーディは雨と回りの様子を気にしながら、ひとしきりエネルギーの糧をいつもよりも早喰い気味にかきこみ、それが済むと又何処ともなく雨のカーテンの向こうに脱兎のごとくかき消えていった。どの場所でも繰り広げられる雨の日の猫たちの情景である。

激しい雨が降ると、条件反射のように決まって思い出すのが、去年おととし秋に白血病で死んだ“リリ”のこと。丁度こんな雨が降り続く中、リリが住んでいた現場で作業していると、雨降りを上書きする更なる激しいスコールが襲いかかって来て、リリタンと一つ傘の下でジーッとしてしばらく激しい雨が過ぎてゆくのを耐え忍んでいたっけ。
去年の5月に同じく白血病で死んだ“ブリ”ちゃんとは、雪の吹雪く夜に「何でこんな寒い所で待っているの、寒かったね」と、目的地までトコトコと抱えて歩いたっけ。
保護活動には耐えなければいけないことが、雨や天変地異だけでなく、予期せぬ形で色んなことが起こる。
その都度、我慢し、耐え忍ぶことを猫たちの姿に学び胸に刻み込んで来た。

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活動への無邪気な悪戯(いたずら)や嫌がらせは、他の場所で活動する人たちの口からもよく聞かされている。・・・大量のタバコ吸殻の残骸を水の器に捨てられたり、雨除けの傘を持ち去られたり、現場に小便をかけられたり、全てまるごと持ち去られたり・・・と、例を上げれば切りがなく、共通しているのは犯人がそこにいず、どれもこれも影だけが残り相手が見えないことだ。今回の盗聴事件も同じだが、相手の姿が全く見えない。
全ては闇の向こう、暗闇の中。・・・薮の中のゴースト。
・・・闇の中から、顔を持たず、ニョキっと手だけが伸び、そして目的を果し、露と消え去ってゆく。そういうイメージを持つ。
5月2日コラム記事で、バレエ・シューズを履いた足だけが切り離されて踊り出す「赤い靴」を思い浮かべたのは、正に闇の向こうにその心が見えない“ゾーッとする不安”を表わしていたのかもしれない。
闇との心理ゲーム、闇との格闘と暗闘。相手が見えなければ、気持は空回り、戦うことはできず。相手が見えなければ、全ては心の内奥に降り積もらせ、自分の内々で乗り越えてゆくしか方法がない。

向こうからは何もかもがスケスケに見えていて、でも、こちらからは何も見えない。相手の見えない闘い、何もできない。「目には目を、歯には歯を」と言ったって、闇の向こうに目も歯も心も見えなければ、殴りつけることも告訴することも叶わず。右の頬を打ちつけられ、おのずとその反動で左の頬を無防備に差し出しさらす格好になっている。
積極果敢に無抵抗の思想を取っているのではなく、相手と正対できない事情がある以上、そうせざるを得ない・・・止むに止まれぬ(笑)“無抵抗の構え”なのである。
どうぞ、来るならば来い、やるならばやれ、何があっても自分自身で自分の心をへし折らないことがせめてもの抵抗なのだ。

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今の時代を「呪いの時代」と呼ぶ人がいるが、呪いとは掻い摘んで言えば、恨みをエネルギー源にした“叩き”である。相手を立ち上がれないほど完膚なきまでに叩きのめし、木っ端微塵に粉砕否定する。ダメージを与える。そうして、してやったりと心ひそかに溜飲を下げる。・・・恨みを外部にアクションとして転じさせ、対価を得る回路である。
メールによる叩き、ネットによる叩き、そして盗聴。どれもこれも匿名性において起動し、ムーヴしている。
闇を介してサディスティックな本望を満たすその業、呪いは深く。暗い暴力衝動への誘惑は「呪いの深さ」ほどに強く。悪魔と取り引きをしたら、ミイラ取りがミイラになるのが落ちだから、消極的ガンジーイズムの無抵抗で丁度いいのかもしれない。過剰反応は、叩きに“やり甲斐”を与えてしまう。

人猫共生会議は彼らが主催した里親会で客を装った奴に隠し撮りされ、画像を利用された。私たち「猫の郵便」も滑稽なことだが、あるメンバーの玄関ドアが無断で撮影され、あらぬ所であらぬ使用目的で利用された。いずれの場合も無抵抗、されるに任せた。
悪意の暴走は単純な説得ではとめられないというのが、経験的実感である。

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