« +∞ 動物虐待グラデーション ∞+ | トップページ | +∞続・紐でつながれ暮した家猫の悲劇∞+ »

2012年2月 3日 (金)

+∞紐でつながれた家猫の悲劇、?年∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。  -1℃~6℃

New_lifejpg                       + 3 日 後 

紐でつながれ飼われていた猫の悲劇ホントは何年?

Angel40jpgそれは町並から正月飾りがとれた頃のことだった。

ある方から「猫のこと」で相談があり、こちらの側にも川崎・子猫虐待事件の署名のお願いなどもあって、お宅に訪問し話をすることになった。

1月某日、週末の昼下がり。約束通りにその方の家のチャイムを“ピンポーン”と押し扉を開けると、家の中が普通ではない何か騒がしい様子で、そこには既に先客がいた。
来客中に申し訳ないという一抹の気後れを感じながら、挨拶が終わるか終わらないかの間をおかず、・・・その時だった。
そこにいるはずがない猫が奥から唐突に飛び出して来て、いきなり玄関に下ろそうとした私のバッグに顔を突っ込みモゾモゾとやり始めたのだ。
訪問した先のFさんは飼い猫をしばらく前に病気で亡くしていて、“そこ”に猫はいるはずはなかった。

その猫は、「あらら何をするのかな?」とビックリする間もなくバッグ・パックに入れていた買い物袋の食パンにかじりついた。
猫は、Fさんの友人とその親戚の方が連れて来た猫だった。
何でも自分は老人ホームに入る事情があるので、もう猫を飼えなくなるから是非Fさんに貰って欲しいと言うのだ。・・・Fさんから送られた目線には困惑の表情が伺われた。
後で聞くと、事前に何のことわりもなしに、突然、炎のように降って沸いた来訪だったという。そして、“来訪者”は昔からそういう性癖で生きて来た人だとも聞いた。

Mas3

理由(わけ)ありで食パンにかじりついた猫。・・・その猫は、毛並はバサバサに入り乱れ乾き、とっても小さく、体はがりがりに痩せ細っていた。「8歳、女の子」と老女は言った。
しかし、その子は大変に行儀が悪く、大人四人が会話中にもテーブルの上~ガス台ところ構わず飛び乗り見境なく飛び回り、水をがぶ飲みし、お茶菓子をくわえて走る“奇行”に及び、とうとう老女が持参した1.5メートルくらいの“紐”に繋がれ、再び連れて来られた際に入っていた小型ボストンバッグに戻されてしまった。
老女は「バッグに入れればおとなしくなる」と引きつった愛想笑いを浮かべるのだった。

猫をどこかに連れてゆくのに猫用のキャリーケースではなく普通の小型ボストン。
そして、それと同時に“紐”を持ち歩く異様さと不思議さに、・・・ハテナと心の中首を傾げた。

Mas3_4

後日Fさんから追々と事情を漏れ聞けば・・・
そこには、その猫がそれまでどうやって生きて来たのかという悲しい実情があった。
老女は痩せたその子に一番安い缶詰の3分の一の量を一日2回与えていた。食事はそれのみだった。・・・沢山上げると吐くので上げなかった、上げない日もあったと言う。
余ほど生活に困窮している方なのかと察しもしたが、無駄な気苦労だった。
「彼女は高価なお着物や宝石を沢山持っていて、資産のある人よ!」とFさんは口びるをヘの字に曲げ少しおどけて見せた。

猫は、一年前に他界した老女の夫が大変可愛がっていたそうだ。しかし、彼女は夫が病気で入院すると、即座に猫を“紐”で繋ぎ、行動を紐の長さの中に制限するようになった。
哀れ猫の小公女・・・紐で繋がれ、満足な食事も与えられず約2年(?)・・・6歳の猫の小公女の悲劇がここから始まっていった。老女はそれを悪いことだとは思わなかった。(つづく)

Small_bluejpg_2

お願い】外で暮す猫たち、被災した動物たち、先が見えない災害の傷を負った動物たちの福祉活動の為に、ポチッとクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ
にほんブログ村

Winter_in_the_park1jpg       + 葉 は 枯 れ て も い つ か 満 ち る   だ が  心 は 

|

« +∞ 動物虐待グラデーション ∞+ | トップページ | +∞続・紐でつながれ暮した家猫の悲劇∞+ »

たかが猫されど命」カテゴリの記事

猫の健康/猫の体」カテゴリの記事

猫たちの物語」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: +∞紐でつながれた家猫の悲劇、?年∞+:

« +∞ 動物虐待グラデーション ∞+ | トップページ | +∞続・紐でつながれ暮した家猫の悲劇∞+ »