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2012年2月 9日 (木)

+∞シャバを照らす光の弓矢~KAZUさんへ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。 0℃~8℃

Sunup_at_the_bay             + シ ャ バ を て ら す 光 の 弓 矢 

【“純情仔猫ミッキー部長だけが読めば好い㌻

The_moon_turns_round60jpg「思い出すとつらくなることは考えないことにしている」と或る人が言った。

「亡くなった人を余りにも思い慕い追いかけると、成仏の妨げになる」と折々人の口から伝え聞く。

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2月8日、夜更けて満月。満月は日をまたぎ、生まれたての9日の夜空に悠然と佇み、照り映えていた。麻布某町教会の屋根の上で。高速道路のオレンジ色の街燈の上高く。時にガラス張りのピカピカに光る高層ビルを姿見に見立てて。
2月9日は、月よりの人“「純情仔猫物語」のKAZUさん”の6回目の月命日だった。

えっ、「しつこい奴だな!」だって? はい、そうなんです。しつこい性分は生まれ持った付属備品、着脱不能の我が運命(さだめ)。一ヶ月に一度、「死」を見つめ自分なりにさまざまな角度から考えてみるのは、KAZUさん大先生が与えてくれた大っきなプレゼントだと思っている。折角の“贈り物”、突き返すのは道に外れる。このまま行く。
一ヶ月に一度、きちんと「死」を考えてみる、・・・それはコインの裏表「生きること」を見つめることでもある。
だから、KAZUさんへの追悼オマージュ記事は、まだしばらくの間、続けてゆく。

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「亡くなった人を悲しみの余り慕い追いかけると、成仏の妨げになる」と、さまざまな生活空間の中で耳にするけれど。・・・キリスト教価値観世界で育って来たぼくには、「成仏」という概念や輪郭がよく分からず、道に通じている人に聞いたり調べたりしても、しどろもどろでつかみ所がなく・・・分かったような・・・分からないような・・・。
極楽、浄土、成仏・・・。ウィキペディアによると、「極楽」は「幸福のあるところ/幸福に満ち満ちているところ」。「浄土」とは「清浄で清涼な世界、すなわち“仏の国”を指す」とある。そして、「成仏」とは「・・・悟りをひらいて仏陀になる」と“字”だけは読めた。
しかし、ちんぷんかんぷん。分からないと言うよりは自分が生きて来た身の回りと余りにも異次元が過ぎてリアルに感覚することができず、砂遊びの後の残骸を見る気分になった。

だが、「成仏」を調べている時、ページの並びに『日本文化のなかでの「成仏」』の覧を見つけ救いになった。それによれば、日本社会の日常生活の中でしばしば用いられている「成仏」という表現は『・・・「悟りをひらいて仏陀になる」ことではなく、死後に極楽あるいは天国といった安楽な世界に生まれ変わることを指し、「成仏ができない」ということは死後もその人の霊魂が現世をさ迷っていることを指す。 ~中略~ こうした概念は日本古来の死生観が仏教に入り込み出来上がった~』と。んー、日本の仏教は本来の仏教から変化・変形し固有の歴史を刻んで来たということか!

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KAZUさんが亡くなって、この間6ヵ月。詳しい人に色々「仏教の話」を聞いてみたが、ひょんな所から思わぬ木霊が返って来た。
港区寺町在住B氏曰く、「浄土真宗はね。死んじゃうと・・・ですね。何のアプローチの手間なく、真っ直ぐに極楽浄土に行くのですよ。分かった?」と、アレー!
キリスト教徒が言うのは何だが・・・、成仏する、しない、できない、できる、それがそんなに大事だろうか? 本来の仏教の教え「因果応報、生前の行いに従い“極楽”と“地獄”に行き先が分けられる」、このメッセージを「願望する“行き先”」に重心を乗せて汲み取るか、「生きて」いる「今」に体重を乗せて考えるか、原典の読み解きが肝心だと思うのだ。自分は、この仏教のメッセージを「今を正しく生きなさい」と捉えた。

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KAZUさん大先生は、自分だけ楽になる道なんて、はじめから考えにない人だ。
この考えに間違いはないだろう。彼女は、きっと、娘・奈月さんが運命を分ける岐路に立たされたその瞬きの瞬間から、奥歯を噛みしめ、稀なる道を胸に含み入れ、覚悟の人生だったと思う。自分だけの“楽”、つまり一般的“成仏”など、彼女に限って、たぶん端から眼中になかった。
死後の世界はタイムレス・ガーデン・・・。KAZUさんは、その丘で、その橋の麓で、銀河の渦しぶき上げ吹きぬけるプラットホームで、・・・いつまでも・・・いつまでも、・・・何十年経とうが、その人が来るのを待ち続ける。そして、その時が訪れた時、その人の手をとって「お帰りなさい」とお母さんらしい優しい声をかけ肩を抱き、長い旅路をやっと終えるのだと、未来推量する。・・・そうとしか思えない。
その時、音もなく空気がふるえ、透明な2羽の鳥が空いっぱいに羽ばたき飛び立ってゆく。そんな美しい光景が脳裏を横切った。

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