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2012年2月12日 (日)

+∞ 殺すぞと脅されて ~砂一粒の命 ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。sun 2℃~9℃

600pxdashte_kavir                 + ガ ヴ ィ ー ル 砂 漠 

【「殺すぞ消すぞと脅されて 砂一粒の命shinebellshinebellshinebellshineshine

Jpg冒頭ヴィジュアルの出典はウィキペディアから。イラン高原にある「ガヴィール砂漠」の衛星写真です。高温乾燥と激しい嵐が作り出す広大な「塩の砂漠」のマーブル模様の広がり、そして西部にはトルコ・ブルーの「塩の湖」がある・・・、衛星写真には非常に美しく写っている。
“我関せず”の遠目からは、目の覚めるような美しい眺めだが、砂漠を構成する砂の一粒一粒はその全景全容を知らず、我々市民の暮らしのようだ。
嵐に弄ばれ、太陽に焼かれ、されるがまま、なされるがままに“そこ”にいる。

砂粒一つ一つ、せめぎ合い重なり合って。

でも、人間には気力と勇気があれば、社会科学や哲学や歴史学などの“知恵のツタ”を伝って「全容」を知るのは可能なのだが・・・、誰もみな自分の手元・足元に忙し過ぎて、そんな余裕はなく世の中は回り続けている。
ギスギス・・・ギスギスと・・・砂がせめぎ合うような・・・鈍い音を立て。
波乱万丈・・・波高く・・・こんな活動をしていると・・・、人にも、世間にも、余りにも余裕がなさ過ぎて、時々ふいに隕石が目の前に落下して来るような、ヒステリックな“とばっちり”を受け面食らうことがよくある。

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今日がその日だった。道でいきなり、言われなき出来事に遭遇した。

通りすがりの男が“外の猫”をからかい弄んでいる中、いつものことだと流して作業現場に自転車を止めると、背後から耳障りな声が聞こえ始めた。
「そんなことしていると殺すぞ。殺して生き埋めにしてやるぞ」と罵声が飛んで来たのだ。「そんなこと」とは我々の“外暮らしの猫の保護活動”のことを指すのは、すぐに合点したのだが、正当な手続きを踏んでやっている活動なので、「嗚呼、〇〇〇〇がまたか!」と黙々と作業を続けた。だが、男の自説妄信は執拗だった。背後から作業手順ごとに追いかけ回し自分の正しさの力説を繰り返した。・・・「消す」「殺す」などの言葉を突発的に間に散りばめて。
「お前たちのせいで、世間のみんながどんなに迷惑しているか知っているか! 自分の趣味を世間に押しつけ、間違ったことをしているとは思わないのか? 警察に通報するぞ!」と雨あられの威嚇の連射砲。

黙ってやり過ごそうと心に決めていたが、粘着が酷く同時に猫にちょっかいを出すのを止めないので、「猫にさわるのだけは止めてくれませんか。不必要に人馴れさせてしまうと結果的に猫たちを危険にさらすことになりますので」と、この言葉をきっかけにして、野良猫問題の解決法や地域猫の考え方や関係会社の容認や役所の方針などを説明してみたが、「関係ネー!」と聞く耳を持たず。・・・仕舞いには、初めに黙殺していたことを「謝れ」の一点張り。こちらは面倒臭いから「(心の中で、はいはい、と言い)どうもすみませんでした」と、場を流した。男は大仰な態度で「分かった、この場はとり合えず許してやるが、そういうことは止めろ! 分かったか! 人間の方が大事なんだからな!」と啖呵を切って去っていった。
後ろ姿に「何処にお住まいですか?」と言葉を投げたが、「さ〇〇・・・」の「さ」の音声しか聞き取れなかった。

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・・・つまり、暴漢とはこういうことなのです。役所を含めた地域で話し合い取り決めている件に、通りすがりに自分の住所身分も明かさず無茶苦茶な論法をふりかざし侵入して来る。周辺事情を何も知らず“我が論法”だけをまくし立て、テーブルまるごとひっくり返そうとする。・・・恥知らずというのだ。

“この恥知らず”はと言うと、決して不良やチンピラ風、或いは極道やヤクザ者と言った感じではなかった。風采が上がらないビジネスマン・スーツに身を包み、年は35?くらい、どう見てもサラリーマン。持ち物と言い、草臥れ具合と言い。
奴が立ち去り、胸に一抹の不快な澱みが残ったのは、このことだった。
道を踏み外したアウトローでも極道でもない一般市民が、腹いせとは言え、「殺す」とか「生き埋め」とか簡単に口にするようになってしまったこの時代、この社会!
“すさみ”がそこまで一般社会に浸透している。
ネット社会があらゆる垣根を取り払い、荒廃してゆく世情を感じ取ってはいたものの、目の当たりにすると、そこにはガラス一枚隔てた完全に通じ合えない世界があった。

社会の枠の中に留まり一歩前に踏み出さない一般市民の視点からすれば、外で暮す猫たちや私たちの活動など鼻で笑う「砂の一粒」なのだろうが、逆に「死ね」「殺す」「消す」が暗示する情動の根の暗さに今更ながら市民社会の砂漠化する様子が見えるのは、こちらの方なのだ。
居丈高に馬乗りになれる対象を見つけて憂さを晴らす・・・、悲しい世の中になった。
見渡す限りの無関心問題、それに粗暴化してゆく世情を上書きすると、果たして、今の時代、“善良な市民”など何処にいるのだろうと、不安な道すじだけが続いてゆくように思えた。

何事もない穏やかな日々を祈っている。

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