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2011年10月 9日 (日)

+∞“純情”KAZUさん~月命日の時の流れに寄せる花草木∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。 17℃~23℃

Jpg    * 花 草 木  移 り 変 わ り  2 ヶ 月の 時 の 流 れ が 物 語 る 

勝手に外部記憶装置として ~“純情KAZUさんを思う

Jpg_310月9日、朝。森の中を歩いて来た。

一面の落ち葉を一歩一歩踏みしめて歩くとカサッカサッサクッサクッと渇いた音がした。

自然に色づき舞い散った枯れ葉、雨風に引き千切られた生葉が地面に朽ち乾いて行くさま、剪定で四散し忘れられた枯れ枝の残骸、表土を雨に奪われむき出しになった根の脈、石ころ、蝉の亡骸、苔むすまだらな緑色の土に暗い森をかいくぐって射し込んでいた朝の斜光・・・、色んな命たちがひしめき合い織り成す自然のタペストリーの上を変わりゆく季節の風情を噛みしめながら歩いた。

夏の光に照り映え咲いた草花は逝き、森は木々に秋の実をつけ、風の季節に揺らぎながら時を着替え移ろっていた。・・・秋の虫の音を寄せ、小鳥を呼び、“死と再生”を繰り返し、繰り返しふり返ることなく。
あれからたったの2ヶ月の時の流れの中でさえも“死と再生”はスピードを緩めることなく。頭上にはススキがかしいでその又頭上には空の青を背景に木々の複雑な枝々(しし)が綾とりのようにつづれ織られ“森・曼荼羅”の絵模様を描いていた。
森は“森の顔”を、自らの姿を見ることは永久(とわ)になく、・・・森は自らを深閑と守りして息づいていた(・・・涙)。

Nas1e

あれから2ヶ月。純情仔猫物語のKAZUさんが亡くなってから、2ヶ月。あっと言う間に2回目の月命日。森の中を歩きながら・・・
この2ヶ月間でひとつだけ分かったことが・・・、いや「感じていることがある」と言った方が良いかもしれないが、・・・それは「“死”によって何が失われるのか?」についてです。

さっき「森は自らの姿を見ることは永久にない」と書いたけれど、実は生命全般に渡って“それ”は宿命として課せられていることで、例えば自分は自分の顔を肉眼でライブで見ることは絶対に出来ないということです。
人間は自分の顔をかろうじて「鏡」に映して確認しているけれど、でも、それは「・・・のようなもの」で、鏡を見るとき人には必ず“構え”や“意識されたもの”が入り込み“無意識”や“意識下”のものは予め映り込まないようになっているから、「鏡」に映し出されるのは“物事の一面”や“形のアウトライン”だけに過ぎないのです。

では、本当の自分は・・・? 奥底の本当の自分は・・・?

・・・本当の生の自分は何処に映し出されるのか?

例えば、ほら、あなたが幼い頃にお母さんにだけに見せていた屈託のない顔、・・・嬉しい顔、・・・破れた顔、・・・怒った顔、・・・悲しい顔。
或いは、心許した人や好きな人に仕切りなく見せていた顔/表情。人は見交わしあいの中で、他者と出会いながら、実は自分とも出会っているというこの宇宙で生きる不思議な原理。他者に自分を映して、はじめて自分自身を体得・体感している。

Nas1e_4

それが・・・、お互い同士が映し見ていた鏡の関係が、ある日片方の存在が“死”によって奪われてしまうと、その人だけに見せて来た「顔」は永遠に封じ込められてしまうということになるのです。つまり“空間”が消滅してしまう。関係の、2者の間にあった“空間”が完全に消滅してしまうのです。これは本当に重いことで、そこから立ち直り生きてゆくためには幾つもの夜を越え、闇に自らの魂を見失うこともある。ウーン。

その顔をそこに向けても、そこにはその顔を受け止めてくれる“その人”はもういない。・・・誰もいない。“顔”は時空のわななきの中、透明人間のように空しくすり抜けてゆくだけ。
誰かを死によって失うとは、その人の存在を失うばかりではなく・・・、その人に映し込んでいた“自ら”をも喪失するという側面を持っているから深刻なのです。

だから、屍を乗り越え再生してゆくとは、実はそんなに簡単なことではなく、その人と共に死んでしまった自らの亡くした“顔”と向き合うことになるのです。つまり、これが耐えがたき苦痛を伴なうのです。

Nas1e_3

KAZUさんの死を通し、死を見つめ、森を歩いて。

折れ枝や落ち葉、草花、気付いたことや思い浮かんだことを拾い上げ、森の谷底の一番下から空を見上げていたら、・・・見つめる自分の瞳を自分は永遠に見ることは出来ないという“不思議”な思いに囚われ、・・・拾って来た小石や木片や花草木を考えながらテーブルの上に乗せ眺めて見たのです。

森の中から出、森の物語が終わる時。その裏表紙を閉じたところから、リアル・ライフタイムの・・・、トレッキングの〝歩〟は・・・、再び又日常を踏みしめ始める。

悲しくても腹はへるし、眠たくもなる。仕事も待っていれば、多くの猫たちも待ちわびている。ねっ・・・国ちゃん、そうだよね!

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Jpg_2              ~ こ の 広 い 宇 宙 の 片 隅 で 

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