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2011年9月 8日 (木)

+∞ 寂 し い 夏 ∞+

猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。 22℃~29

Photo_2                  *  寂 し い 夏  

厳しくても寂しくても2011夏   

Pl01台風がらみの長期天候不順の、長~いトンネルを抜けたら、朝晩、緑地はもう微かながら秋の微粒子を忍ばせていた。秋を告げる虫の音。葉の盛衰。どこか涼のエッセンスを含んだ風。天高く遠ざかる雲。

8月は、静かに物思う心のゆとりもなく過ぎ去っていった。気が付けば、「えっ、8月って在ったっけ?」と、目の前でパンと猫だましの手を叩かれて月が明け、「OH!」とっとっと、その一瞬の驚きのまま暮れてしまった、そんな感じがする。

例年、“夏の基準”は、8月最終週に行われる“麻布十番祭り”が、体にしみ込んでいて体内時計になっていた。が、しかし今年は、東日本震災の影響下、節電を理由に「祭」が取り止めになった。いつも当たり前にある行事がなくなり、体内時計の区切りがないままに、だから、ぼんやりした8月/夏の終りとなったのだろう。

麻布十番祭りは、“博多祇園山笠”や“京都三大祭り”や“大阪・岸和田だんじり祭”のような風格や品格のある祭りではなく、本殿に祭る中心もなく、ただのドタバタ・ドンチャン騒ぎの末、ゴミと喧騒だけが空しく残る無残な印象が強く、『祭りが中止!』と聞いても「・・・残念だなぁー!」と思う気持にはならなかった。

毎年、「祭り」は乗り越えなければいけない「峠」になっていた。外で暮す猫も家の中の猫も、鐘・笛・太鼓と大騒ぎのお祭りが、大の苦手で。外の猫の中には、祭りにビックリして一週間身を隠し続ける猫がいて、自分の中では「麻布十番祭り越え」が“夏を越える”一大キーポイントになっていた。だから、祭りの中止は身構えていた分、気が抜けたというか、ホッとしたというか、少し寂しい気持も混じっていたりして。

Mas3

夜の東京タワーのイルミネーション・イベントも今年は節電で寂しく。通り過ぎる町並みにもこの町々が持っている華やかさがなく。夜、あてどなく浮遊している殺風景な人々が目につく。そんな2011の夏の近隣風景だった。

見聞きする近所や知り合いのグラフィティも、知らず知らずの内に少しずつ少しずつ変化していた。

東京タワー直近の角のビルは、気がついたら取り壊され新しいビルに造り替えられている。日比谷通り、〇〇通り、あそこも此処も変わってゆく。
顔なじみの近所のおじさんが、「老人ホームに入るんだよ!」と、寂しい後姿を残して去っていった。都心の生活に慣れ親しんだ彼が、都心から離れてどんな旅路を辿るのか、心許ないけれど、彼の家族の選択だから他人が口を挟める隙間など許される訳も無く・・・・。時々、季節の挨拶のカードや絵葉書くらいは出すことにしよう。

Mas3_2

海沿いに暮していたあの子、大通りの一角に暮していたあの子、大ハビタット(生息地)のあの子・・・、4頭の馴染みの猫が、夏初めと夏中盤にそれぞれ唐突に姿を消した。一日2回の約束の時間から忽然と姿を消した。この世界、全てがハピー・エンディングのゴールが待ち受けている訳ではないけれど、この活動の宿命の一部なのだろうけれど、寂しい夏の断章になった。或る日突然に前ぶれもなく消えてしまったら、どうすることもできない。

でも、これから3ヶ月間、その子たちの“お供え”の心算でいつものように変わらずに、一縷の希望を託しながら、気にかけていようと思う。
厳しくても、寂しくても、猫たちと自分の運命を受け入れ、抗して強く生きてゆく。

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Cat_in_the_nightjpg  *ハ マ ー ち ゃ ん 姫 と は コ ピ ー  キ ャ ッ ト の 関 係 で し た

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