+∞ 生きるのも一緒 死ぬのも一緒っ!∞+
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【生きるのも一緒っ! 死ぬのも一緒っ!】
災害のたびにこの国では動物たちが置き去りにされる。何度も見て来た。
災害のたびにこの国では、人命優先の美名の下に動物たちの声なき声は沈黙の闇へとかき消される。これが今のところ「この国の文化的な限界か!」と思い、気持ちが暗くなる。
福島現地で猫ボラ『ねこさま王国』は、泣きながら救出作業を遂行したという。『犬猫救済の輪』は現場の惨状を前にして崩れそうになる気持を辛うじて支え合って活動したという。
ゆとりとしての〝文化〟! 余裕がある時の〝文化〟! アクセサリーとしての〝文化〟! 底が浅い文化! 生活と文化が一体になってないがゆえに、暮らしから湧き出て来た文化ではないがゆえに、取ってつけたような文化は・・・非常時には脆くも・・・メッキは禿げ・・・内側の〝真実〟がむき出しになることになる。
遊びの部分は切り捨てられる。
原因があって、結果が生じる。
福島原発退避地区の動物たちの悲劇が問いかけていることは、とどのつまり、つまりに詰まって、行きつく先、こういうことなのだ。
見捨てられた命。見捨てられた死。見捨てられた町。
「俺たちの生活を元に戻してくれ!」と言ったところで、原発は受け入れたが最期、悪魔の火は永遠に燃え盛る。
福島原発起動から事故に至るまで、かき消された〝反対の声〟を除いて、イノセントな存在など恐らく何処にもなく。船「日本丸」号はそうして人々の欲求を吸い上げて、推進力にして来た。
歴代政府、東京電力、日立、東芝、電力会社のカネに群がった専門家や芸能人たち、場所に不釣合いなハコモノをバンバン作り続けたゼネコンと地元町行政、巨額の交付金&税収・・・地元町役場/議会は原発緊急時対策の何一つやって来なかった。
「日本の原子力は絶対に安全だ」という言葉に騙された、裏切られたという声が報道を伝って聞こえて来るけれど、そして「一日二日で帰れると思っていた」という声も聞こえて来るけれど、・・・どうしてかそれらの言葉が空しく響く。
原子力発電はいったん事故が起こり、ウランが暴走すれば、どれくらいの危険と恐怖に直面するかなど、馬鹿の私でも遠い昔から知っている。3月12日に何が起こったのか、直視すれば、「・・・簡単な事ではない、すぐには帰れない、町が地図から黒く塗りつぶされる・・・」_これしか導き出せなかった筈だ。
結局、みんなカネの力に負け、おカネを拝み、危険な真実をマインドから着脱し考えるのを回避していただけ。
そうして、こうなってみると、重い十字架を背負わされたのは、いけにえの家畜とペットと動植物たち!
さー! 誰がどう責任をとるのか! 言葉なき声が沈黙の闇に封じ込められようとも、それをウォッチし、心に書きとめ、〝沈黙の声〟の意味するところをラウンドし言い続けていこうと思う。
えっ、「そんな、偉そうなことを言って、お前はどうなんだよ」だって?
はい、私は犬猫をかなぐり捨てて逃げるようなことはしません。生きるのも一緒。死ぬのも一緒。
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