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2011年2月21日 (月)

+∞少年期の鉱脈から流れ続ける心のメタファー∞+

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Verticality   ・~・ 潜在意識の中のタワー 「傾きを直して 背筋を正して」ピアソラ/Oblivion ・~・

少年期の鉱脈から流れ続ける心のメタファーそしてスピリッツ

Nas1eb人間は弱く。そして(もろ)

薄い氷の上を息を潜めて、氷が割れないように、そっとそっと歩いてゆく
そっとそっと生きてゆく。踏み外さないように息を潜めて
彼女が生きるために用意されていた条件は薄氷(うすごおり)一枚の上だった
踏み外せば、暗く冷たい死が扉を開けて待っている。
子供の時に観た映画『アンネフランク』への印象が、今でも体のどこかに残っていて離れない

アンネフランク一家は当時、何の変哲もないアムステルダムの片隅の建物、事務所の本棚をカムフラージュにした屋根裏部屋に、ユダヤ人家族・複数と共にゲシュタポの追っ手を逃れて、抜き足差し足、まさに息を潜めて暮らしを営んでいた。
アンネフランクはその中の一人。フランク家の二女・・・、思春期の飛び立ちたい感情を何もかも抑え噛み殺して
Nas1ec

ゲシュタポの見回り検索が来ると、屋根裏部屋は水を打った静けさになり、その建物に〝カッツ、カッツ・・・と床を歩くゲシュタポ警備の革靴の音彼らの話し声だけが鳴り響き_強いライトが隙間から射し込み隠れ家を照らす
隠れ部屋の会話は目だけで・・・、屋根裏部屋の人々はその間凍りつく恐怖と不安の綱渡りの綱の上で息を殺している_固唾(かたず)を呑み、薄氷を踏む思いで

靴音が、カムフラージュした本棚の前で立ち止まる。夜の暗さと長い沈黙緊張と懐中電灯の光が交錯する・・・、本棚の後ろと前・・・。すると、暗闇の中に〝トン〟と何かが床に落ちた物音が、見回るゲシュタポの頭上から・・・。上方を照らすゲシュタポのフラッシュ・ライト・・・緊張が走る屋根裏部屋・・・、ほんの一瞬の間をおいて音の方向から〝ミュー〟と猫の鳴き声・・・。〝何だ! 猫か!〟と緊張から解(ほど)けたゲシュタポの笑い声と靴音が階下に遠ざかってゆく・・・。

〝本棚〟の後ろに隠れ住む人〝本棚〟の前を行き来した靴音_映画の中で進んでゆくストーリーと映画の前で瞳孔を見開いて観ていた少年期の自分、・・・

Nas1e

今、何も調べないで記憶を辿ると、当時アンネ・フランクは15歳前後_しかし結局、何者かの通報によって屋根裏部屋に隠れ住んでいた人たちは、フランク家もろとも収容所送りになったのは皆さんのご存知の通りです。

映画の最後のシーンで、屋上近くに干した白いシーツが風にたなびき翻(ひるがえ)る映像を、今尚鮮やかに思い起こすことが出来る

戦後。隠れ住んでいたユダヤ人たちを暴き出し、通報した人たちは、その後どんな人生を送ったんだろう どんな精神生活を送ったんだろう? どんな言い訳をしたんだろう? ・・・と、掻きたてられる胸の内もあるけれど・・・。
でも、受難に喘いでいたユダヤ人たちを助けていた人たちもいた。それを、この世界で生きる、せめての救いとしよう

助ける人暴き出す人先兵となって働く人。笛や太鼓で囃し立てる人_面白がる人煽る人
Nas1ea

Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の〝Oblivion〟を聞きながら、少年期の心の思い出を手繰り寄せてみた夕暮れでした

スペイン語/Oblivionの意味は、〝忘却〟そして〝無意識〟! 無意識の下に潜り込んだ何かが人を動かしてゆく。・・・良くも悪くも

人の心は弱く。そして脆い
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この記事を、私たちを包む空気へのデフォルメとします。

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Nas1e_2

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