+∞世田谷区連続猫虐待事件にもの思う冬∞+
【世田谷区連続猫虐待事件にもの思う冬】
世田谷区中町でまた劇薬による猫の虐待事件が起きました。
≪世田谷区連続猫虐待≫サイトによれば、2009年から2011年2月現在まで約20頭の猫たちが被害にあっていることになります。
世田谷の警察は何をしているのでしょうか。ねこひと会のゆきももこさんやマリアさんからの去年来の聞き伝いを総合すると、被害を受けているのが猫だから、警察は、事態を軽く見ているとしか思えません。
メディアの方もこの種の事件が起きると大体が『~悪戯(いたずら)~』という言葉でお茶を濁し、事件の深刻さを人々の目から逸(そ)らしているような気がします。
世田谷の事件が連続して起きている〝経緯〟から推察すると、犯人には病理的なサディスト性や反社会的な人格障害があると思われ、これ以上、この事態を放置すると、犯人の心理の中で病巣が増大し、より凶悪な犯行に転化していくように思います。
この社会は動物の問題を人間社会とは切り離して考える〝思考の癖/習慣〟のようなものがあって、その癖が今の人間社会の〝暗さ〟や〝問題〟や〝閉塞状況〟を醸成しているような気もしますが、皆さん、どう考えますか? ・・・・ 私にはそう見えます。
≪世田谷区連続猫虐待≫サイトのマリアさんとは猫の郵便の鉄腕ウンガさんが人猫共生会議の里親会を通して顔見知りの仲で、マリアさんには猫の郵便が不定期に携帯電話から配信している≪ドラミドラ・メール・レター≫を受け取って頂いています。
彼女には、こちらが受けている連続する妨害事件の心配をして頂き、そして今回の三度(みたび)の『世田谷区中町の猫に劇薬をかける事件』、外で生きる猫の身を案じる者同士として他人事ではありませんでした。
動物に対する虐待の種類は色々あります。しかし何故、こんなことをする人間がいるのか私にはよくわかりません。虐待の程度が軽かろうが、重かろうが、それが罪であることをこの日本社会はあまり認識していないようです。
あちこちで頻発している猫や猫ボラに対する執拗な暴力行為がリンクしていないことを願うのみです。
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春はもうすぐ。この季節になると、地域猫活動をする以前は、〝今年のベランダはどんな植物や草花で埋めようか?!〟と、毎年、植物図鑑や通販リストを見たり、植え替えをしたり、花屋の店先に足繁く通ったりしていたものだが、今は園芸の時間を持てず、少し寂しい。それでも、ベランダにはコニファー各種・アイビーバイン・プミラ・オリーブ・ローリエ・ローズマリーたちが四季を通して生い茂っている。
せめて、今ある緑を枯らさないように努める毎日_朝のウォーターリングを忘れないように。
植物の緑は心になだらかな精神の安定をもたらす作用をしてくれている。
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