+∞ 継続は力と言うけれど ∞+
猫の郵便については、はじめにを是非ご覧下さい。
【継続は力と言うけれど】
猫の郵便作業員Aの活動は、夜と朝の2回。夜の外回りが準備時間を省いて約2時間半。早朝のルーティンは約3時間に及ぶ。
夜のラウンドの時に周囲を通過する人々は、ランダムであり、アナログであり、顔のない特定出来ない匿名性の人影である。その時、その場所で決まった人に遭遇することは殆どと言って良いくらいに〝無い〟!
しかし、朝のラウンドの時は、この時間にこの場所を通過すれば、あの店に搬入の車が止まり、別のコンビニでは掃除の時間、新聞配達のルーティン・ワークも決まっている。通勤して来る人たちもウィーク・デイは決まった道を決まった時間に的確に行過ぎてゆく。それぞれの店...それぞれの人...生活が懸かっているから、皆、朝の時間を裏切ることはない。
出勤前や仕事を始める前にジョギングやウォーキングに精を出す人もいる。それらの人たちもほぼ決まったエリアで決まった時間にすれ違ったり、追い越したりしている。でも、朝のランナーたちやウォーカーたちは、大体ワン・シーズンで消えてゆく。
ランナーたちは陽気が良くなって来る春半ばの頃に現われて、雨季の6月に一時減少傾向になり、梅雨が明けると、又どっと繰り出してくる。そして、季節が木々の色を変え始め木枯らしが吹く頃になると、スポーツ・ウェアを纏った〝朝のアスリート〟たちは通りから姿を消してしまう。
何シーズンかに渡って見ているけれど、街のランナーたちは、毎年判で押したようにこのパターンを繰り返している。では、次のシーズンにまた同じ人が現われるかと言うと、そうでもない。引越しや人事異動も考えられるが、ランナーやウォーカーの全てが引越して行く訳ではないだろう。 〝継続〟は難しいのである。
朝のアスリートに限らず、あらゆるカテゴリーで〝継続〟は難しい・・・ツー・ハードなのである。最初は気持ちも新たに真摯な志で始めたことであっても、〝意志の舟〟は朽ち果てて行く。
もっとも、朝のアスリートが走るのを止めても、誰が困る訳でもないし、その人がそれで死んでしまう訳でもない。人の道、人の行い...お好きなように...気の召すままに。しかし...
地域猫保護活動は〝好きな時に始めて、好きな時に止める。いつ止めても良い〟・・・そういう訳にはいかないのである。その答え、その訳は・・・???
分って いるでしょう。
命と相対することを、あえて言葉にして言わなくても ・・・
〝継続は力〟と言うけれど、継続が力になってくれればいいが。
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【活動ジャーナル】 日々の給食活動の報告は地域猫の安全と場所の保全を考え、詳細の記述は不可能な状態にあります。後察し下さい。
12/01 夜 14℃↓
BCD方面へ。12月最初の夜の地域猫弁当の配達。各地各所の地域猫弁当を送り届ける。個別給餌の猫たちに対応しながら。
体をすり寄せたり、ぶつけたりしてくる猫には、健康チェックのために喉や背中を触るようにしている。人見知りするタイプの猫を無理やり、触ったり追いかけたりはしない。
あるがまま。なすがまま。
妨害/いやがらせ行為は2件。水を捨てられたり、色々。
A方面へ。各地の地域猫弁当の配達。繁華街や人の気配がある現場は緊張感がゆるむことは無い。
12/02 朝 10℃
A方面へ。予定通りに作業工程を進行。問題なし。少し寒い程度。
BCD方面へ。各地の朝のルーティン。点々と作業をこなした。朝の個別給餌の猫たちはそれぞれの場所で待機している。
今季の冬はどうなるか? 何があるか先が判らないのが、〝生命〟に相対している定めみたいなもの。決まった方程式や公式は無い。
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