2012年5月18日 (金)

5月雷~異常気候

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

猫の郵便の通常記事更新は休止中ですが、
猫の郵便の日々の活動をお知らせします。

今年の5月は 「さわやかな五月晴れ」 とはほど遠い日が続いています。
突然の雨、雷の日があり、雨具を着ていてもずぶ濡れになります。
例年より早く湿度の上昇がはじまり、早くも “なめくじ” が登場し、対策をしました。

冬の保護活動はたいへんなものがありますが、これからの高温多湿の季節は、冬の活動とはまた違った大変さ、体力の消耗があります。

冬の寒さを通り抜けたと、間もなく、早々に雨の季節が来たような日々です。
もっと気温が上がれば、蚊や虫が出てきて猫たちはたいへんです。
それでも、猫たちには身を硬く縮めて毛をふくらませてやり過ごす冬の寒さの日々よりは、まだ良いのだろうかとも思います。
外で暮らす猫たちには交通事故や人の悪意やさげすみによる虐待の危険は年中のことですが、
過ごしやすい気候の日など、一年に何日もないのではないかと思います。
                                  (鉄腕ウン
ガ)

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2012年5月15日 (火)

ファスターペアレントSさんへ ドット君の近況

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

【 フォスターペアレントSさんへのメール 】

猫の郵便シャボットの通常記事更新は休止中です。
猫の郵便は保護活動をしている猫へフォスターペアレントの申し込みを頂いた方々へ、見守って頂いている猫の生活の様子を不定期に報告しています。
今日はフォスターペアレントSさんへの報告メールを紹介いたします。

Sさまへ
こんにちわ

いつも応援・見守りありがとうございます。
最近のドット君の様子を報告いたします。
ドット君は相変わらず元気で、ここのところはパトロールに力を入れています。

ドット君の住んでいる場所の隣に地域猫の兄弟が住んでいます。
この猫たちにエサやりを始めた人
はいいかげんで、はじめはともかく、だんだんとずさんになって、昨年からは猫たちがお腹を空かしてひんぱんにあぶれ出て来るようになりました。
放っておく訳にはいきません。

最近、ドット君は先輩のゲン君が以前そうしていたように、猫たちを威嚇するようになりました。
自分の食事がまだ充分残っているのに、猫たちを威嚇して追い払い 、彼らが半分以上は食べ終えた
お皿を食べます。
縄張り警備する、猫ってそういう習性なんですね。
ほとんどの猫はやきもちですし。自分が一番で自分だけ見てほしいんです。

あら?でもこれって?人も同じみたいです。

毎日、猫たちと対面しているとしみじみと分かりますが、
痛い、痒い、お腹空いた、うれしい、淋しい、辛いは、猫も人も同じです。

同じ生き物なのに、猫を捨てたり殺処分したり、本当にかわいそうです。
人が万物の霊長ならば、他の生き物に苦しみを与えるような事を
どうしてするのでしょうか。

そんな事をなくすにはどうしたら良いか、
一緒に考えてゆきましょう。力を貸してください。

ドット君には、「君のことは、S さんがいつも気にかけてくれているんだよ。」 と言いながら作業しています。
今月も心の見守りよろしくお願いいたします。
                              猫の郵便 通信担当より

Onazikimoti_3   

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2012年5月13日 (日)

マルコ・ブルーノ : 言葉あつめ2 繁殖の制限を!

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

【 マルコ・ブルーノ:言葉あつめ その2 】

猫の郵便シャボットの通常記事更新は休止中です。しかし、マルコ・ブルーノさんの 「言葉」 を紹介をさせていただこうと思い立ったのには理由がありました。

今まで、猫の保護活動をする中でさまざまな動物愛護の活動をする人と出会い、いろいろな出来事がありました。これは、そのほんの一部の事です。動物愛護活動をしているから良い人とは限りませんでした。

会合で何回か会っていた方に、重要な会合の配布資料をFAXで送って頂けないか、とお願いをしましたら、「廃棄しましたので、ありません。」と言う答えが返ってきました。
えぇえーーーーーーー? あんな大事なもの破棄しちゃうの?(ひとり言)
私はキツネにつままれたようにポカンとしてしまいました。その会合を熱心に取材なさっていた姿は何だったのかと。
しかし、すぐに気付きました。相手は国会議員やマスコミ有名人が名を連ねている団体の主宰者です。無名の猫の餌やりさんである私に手間暇かけても彼女には何のメリットもないのだと。
人の身分を見て態度を変えるのは世の常・人の常、驚くには値しないのかもしれません。皆で力を合せ、情報の共有・人々へ啓蒙をしようなんて、私のだだの夢・妄想だったようです。

また、ある方からは酷暑の猫活動へのいたわりの電話を頂き、「さすが先輩、優しい心配り」と思いながら話をしていると、ただ私から情報を引き出したいだけの電話と判明。など他にも書ききれないほど、いっぱいあります
お金のために名声が欲しい人。手元の活動が面白くなり目的を忘れた人。
数人の信頼できる活動者ともめぐり会いましたが、人生の列車に乗り合せているのは打算と欲望?という実にさまざまな殺風景な風景を経験してきました。げっそりです。

そんな中、マルコ・ブルーノさんに会った時、マルコさんはご自身が有名人なのに、皆に気さくに話かけ、水平な人間関係というのでしょうか、ていねいに相手と向き合って話をする方であることに驚きました。世の中にはこういう方もいた、と言う驚きです。
マルコさんは動物を護るという視点に立ち、相手が有名であろうが、無名であろうが、分け隔てなく、温かく接して下さる方です。
そして、タコ官僚・タコ政治家と実のない愛護活動家も含めて手厳しく意見を言う方でもあります。

そして、日本の動物のために何をすべきか、何が必要か、その考えは一貫しています。
出身地・ヨーロッパの目をもって日本の動物事情を見つめるマルコ・ブルーノさんから伺った貴重な話の数々をひとり占めにしてしるのはもったいないので、ぜひ多くの方々にお知らせしたいと思います。

Help

マルコ・ブルーノ言葉あつめ
その2 元を閉める~ブリーダー・繁殖の制限を!

日本には法の規制がないので、業者が犬や猫をどんどん産ませ、無責任に販売されています。
人々は簡単に動物を手に入れ、飽きたら捨てたり、殺処分センターに持ち込んだりしています。

ヨーロッパには、犬・猫の繁殖をするブリーダーには、医師や獣医師同様の厳しい資格試験があります。
試験に通っても、たった一度でも違反すれば資格は取り消されてしまいます。

もし、一般の人が犬や猫を産ませても販売することはできません。
人々が犬や猫を手に入れることは簡単ではありません。
シェルターから犬・猫を譲り受けるにも、厳しい条件があります。
ですから、人々は家族として迎えた犬や猫を大切にします。

無責任な繁殖を減らすには? 厳しい資格試験を!法律を変え元を閉めなきぇダメなのです。
リンクを貼りました。ぜひ、マルコ・ブルーノさんの意見をご覧ください。(鉄腕ウンガ)

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2012年5月10日 (木)

マルコ・ブルーノ :言葉あつめ1 殺処分が無くならないのは?

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

【 マルコ・ブルーノ:言葉あつめ その1 】

猫の郵便の通常記事更新の休止はすでにお知らせしました
全休にする考えもありましが、毎日100人以上の方が訪問してくださっていましたし、協力や支援してくれている人たちに忘れられないためにも、つたないですがチョコチョコ情報発信を続けたいと思います。
責任筆者のように、論旨・文脈・構成編集、うまくいかないと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

以前からマルコ・ブルーノさんから掲載許可をいただいていました 目からウロコの素晴らしい 「言葉 」の数々 を紹介してゆきます。

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マルコ・ブルーノさんは自分が書いたり、話したりしたことを、
「フィクションではありません。全部、自分が体験したことです。」 と仰っています。
実際にたくさんの犬や猫の保護してきた、まさに実体験からの「言葉」です。

マルコ・ブルーノ言葉あつめ
その1 何故、殺処分が無くならないのか?

「殺処分をなくす」 そうは言っても、元を閉めなきゃ駄目です。
いっしょうけんめい保護しても、ブリーダーやペット業者がどんどん生ませている。
元を閉めなきゃ、駄目です。業者を規制しなければいけない。
そのために法律 (動物愛護法) を変えなければいけません。
法律の厳しい規制が必要です。

殺処分をなくすには? 法律を変え元を閉めなきゃダメ、ということですね。

マルコさんは日本の保護活動を「
底のないバケツで水を運ぼうとするような活動と例えています。
リンクを貼りました。「動物先進国への道」 (マルコ・ブルーノ主宰 動物愛護支援の会HPより)
責任筆者 J は、マルコさんの文章について「文・言葉の展開がとても美しい」 といつも絶賛していますが、ぜひマルコ・ブルーノさんの言葉に触れてください。(鉄腕ウンガ)

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2012年5月 9日 (水)

月最接近 ~9番目の月

猫の郵便のことははじめに 福島の牛に光を

【 “       ” ~ 元祖純情仔猫物語の日 】

本当ならばここは「猫の郵便」 責任筆者が書く予定でしたが、お知らせした通りです。

しかし、「5月9日はどおしても素通りできない」 と。
だから、責任筆者J の伝言通りに伝えます。

今月の満月は確か5日か6日でした。
その夜、J が V(ビデオ)で、ジュリア・ロバーツ主演 「愛の選択」 を見ていた時、ふとしたひょうしに画面から目をはずし窓を見たら、空に大きな月が浮かんでいたそうです。
見ていた映画が、白血病患者の苦悩を見守る物語だったらしく、画面に映る白血病患者の苦しい心の流れと“窓の月” のコントラストにKAZUさんの苦しみを重ね合わせ感じるものがあったと、J は話していました。

これも J の話からですが、
「あの日、見た月は普段の満月よりも14%も大きかった。それは月が楕円軌道を描いているためで、月が地球に最接近する日がちょうど満月になる日と重なった。」そうです。

何故、その日にその映画を選んで見たのかも謎だそうで、映画を見ている時間に窓に月がかかるのも想定していなかったらしく、しかも、いつもより大きなゴールドの満月が空に、「KAZU さんのミステリアスなパワーかな?」と、J は言っていました。
                                                           
(鉄腕ウンガ

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Photo_2           2012年5月6日最接近の月 東京湾にかかる

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2012年5月 8日 (火)

Y家の一朗君 安らかに

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

【Y家の一朗君 安らかに 】

日頃から地域猫活動で近隣の方々に話をとおして頂いたり、何かとお世話になっているこのブログにも何回か登場しているCandy Mさん 。

Candy Mさん家族が18年間ともに暮らした犬の「一朗君」が5月2日に息を引き取りましたとお知らせを頂きました。

苦しむことのない安らかな最期だったと記されてありました。

5月5日に家族全員揃って荼毘に伏される一朗君を見送りに行きました。

温かいやさしさにあふれた家族に見守られ18年間暮らした一朗君は最後まで幸せだったと思います。

Candy Mさんの家のように、多くの犬や猫がみんな 一朗君のように暮らせたらいいのにと願ってやみません。

一朗君の安らかな眠りを心から祈っています。

R.I.P Mr.Ichiro !

そしてご家族のみなさまに心からの哀悼を捧げます。
                                                      
(鉄腕ウンガ)

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2012年5月 7日 (月)

突発事故により、ブログ休止お知らせ

猫の郵便のことははじめにを 福島光を

【 突発事故により、ブログを一時休止します 】

bell 突然ですがブログを継続してゆけない事故が起こりました。
正式な猫の郵便ブログはしばらく休止します。

いつ再開するのかは、まだ見通しがつきません。
しかし、これが「猫の郵便シャボット」の ジ・エンドではありません。

bell 何か情報がある時は鉄腕ウンガがランダムに情報発信するかもしれません。(鉄腕ウンガ)

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2012年5月 5日 (土)

猫カフェ夜話

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2012年5月 4日 (金)

+∞ 猫カフェ~「猫の郵便」の気持ち ∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を raincloud 18℃~22℃

猫カフェパブコメ ~「猫の郵便の気持ちsmokingcatsmokingcatsmokingcatsmokingcatsmoking

環境省は5月7日締め切りで「猫カフェの営業時間規制」の問題について、パブリック・コメントを募集しています。

「犬ねこの展示販売」を夜の8時から朝の8時までしてはいけないと、6月1日から実施になります。しかし、猫カフェ業者から反対意見が寄せられ、環境省は『「猫カフェの営業時間規制に経過処置」を検討している』とのことです。

つまり、役人としては、業者が規制に反対しているから、猫カフェ規制は「しばらくはまぁ、いいか、保留で」という腹心算(はらづもり)なのでしょう。

多くの猫カフェの言い分は「会社帰りのサラリーマンなどが立ち寄り、猫との触れ合いを楽しんでいたのに、それが出来なくなる。猫は夜行性なので、夜間展示に問題はない」と、営業優先の無理すじ論法で商魂たくましい。

「夜8時すぎの猫カフェの営業を認め、継続させるべきかどうか」、環境省が意見を募集中。〆切は5月7日。郵便は17時。メール/FAXは24時必着。
FAX番号  03-3581-3576
電子メールは  aigo-seirei04@env.go.jp
 

以下の様式で書き送って下さい。

環境省自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案等(概要)」に関する意見
■ 意見提出者名
■ 住所 〒
■ 連絡先電話番号、FAX番号、電子メールアドレス
■ 意見
猫カフェの営業時間は他の動物取扱業と同様に午前8時から午後8時までとすべきです。特例は抜け駆けを作り、折角の新しい法律が無意味化します。

■ 
理由
■ 動物を取り扱う者は全てひとくくりの業とみなすべきです。ここであれにもこれにも例外や抜け道を設けたならば、「犬ねこの展示販売」の取り決め(法)自体が胡散霧散に形骸化してしまい、法の実質的な破綻となる。
また、例外を認めれば猫カフェの看板で生体販売をする業者も出てきかねない。

■ ペットショップも猫カフェも、猫にとっては、公衆の面前に長時間営利目的でさらされると言う点ではストレスが与えられる施設である。知らない人間に次から次へ接客させられる猫カフェのあり方が動物愛護精神にのっとったものなのか、学術的に法的に考慮されるべき案件です。

■ 今回の時間規制は犬猫への影響を考慮し、周囲が暗くなる時間に設定したものにもかかわらず、「会社帰りのリピーターが猫によって癒される機会を奪うものである」という猫カフェの言い分は「動物の福祉」を無視して営利を追求しようとするご都合主義と言えます。
生き物で金儲けするのであれば、それに伴なう必然的な高潔なモラルも同時に要求されるべきです。

■ 猫カフェが社会に与える影響は、猫カフェの営業時間に規制を設けることに反対する業者の意思が示している通り、猫を商業目的のオモチャとして扱い、そして利用客も命としてではなくひと時の弄びの感覚での責任のない触れ合いとなり、情操教育上にも多面の問題点があります。それは時として、動物を物として軽く扱う風潮の震源地にもなりかねません。
今の猫カフェやペット業者のあり方は、先進国の動物を扱うビジネス・モラルから見れば論外の野蛮の上に成り立っている商売なのです。海外からの目も考慮して検討して下さい。省庁は決して野蛮商売の手助けをしたり、バックアップをしたり、それらにお墨付きを与えないようにお願いします。

渡辺眞子オフィシャルブログ http://www.mako-w.com/Entry/779/
くすのき動物病院長ブログ
http://kusunoki-animal.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-b414.html

杉本彩Beautyブログhttp://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11239271509.html

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2012年5月 3日 (木)

+∞盗聴②~消極的ガンジーイズムの心で∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を raincloud 17℃~19℃

Beforeafter_80jpg                                    + 雨 が 近 づ く と 顔 が +

盗聴 消極的ガンジーイズムの心でshinecrownshinecrownshinecrownshinecrownshinecrownshine

Giovanni_domenico_tipeolo_昨日2日午前から降り出した雨は、時間を追うごとに勢いを増し、日が暮れ夜になり、外猫活動の時刻になると、地面を叩きつける雨音も激しく、その最盛期に差しかかっていた。外猫活動の宿命。何でもかんでも一切合財あらゆる条件を受け入れての活動である。もの言わぬ猫相手、どうやら忍耐力だけはいつの間にか身につけたようだ。

しかし、昨日から今日にかけてのような長時間に渡る豪雨は、さすがにしんどい。帰る家のある自分は家にたどり着けば「ホッ」と一息つけるが、帰る家のない猫たちは運を天にまかせての“耐え忍び”しかないのだ。だから、雨の情景を見つめる目は普通の人々とは自然と違ってくる。無情の雨なのである。せめてもの差し入れ活動なのである。

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某活動現場にたどり着き、傘を広げ、口笛で合図しながら準備をしていると、何処かで雨宿りし待ちわびていた古参地域猫のイーディが一目散に駆けて来て、傘の下にスッポリともぐりこむ、・・・長年の付き合い、仲良しなのである。
イーディは雨と回りの様子を気にしながら、ひとしきりエネルギーの糧をいつもよりも早喰い気味にかきこみ、それが済むと又何処ともなく雨のカーテンの向こうに脱兎のごとくかき消えていった。どの場所でも繰り広げられる雨の日の猫たちの情景である。

激しい雨が降ると、条件反射のように決まって思い出すのが、去年おととし秋に白血病で死んだ“リリ”のこと。丁度こんな雨が降り続く中、リリが住んでいた現場で作業していると、雨降りを上書きする更なる激しいスコールが襲いかかって来て、リリタンと一つ傘の下でジーッとしてしばらく激しい雨が過ぎてゆくのを耐え忍んでいたっけ。
去年の5月に同じく白血病で死んだ“ブリ”ちゃんとは、雪の吹雪く夜に「何でこんな寒い所で待っているの、寒かったね」と、目的地までトコトコと抱えて歩いたっけ。
保護活動には耐えなければいけないことが、雨や天変地異だけでなく、予期せぬ形で色んなことが起こる。
その都度、我慢し、耐え忍ぶことを猫たちの姿に学び胸に刻み込んで来た。

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活動への無邪気な悪戯(いたずら)や嫌がらせは、他の場所で活動する人たちの口からもよく聞かされている。・・・大量のタバコ吸殻の残骸を水の器に捨てられたり、雨除けの傘を持ち去られたり、現場に小便をかけられたり、全てまるごと持ち去られたり・・・と、例を上げれば切りがなく、共通しているのは犯人がそこにいず、どれもこれも影だけが残り相手が見えないことだ。今回の盗聴事件も同じだが、相手の姿が全く見えない。
全ては闇の向こう、暗闇の中。・・・薮の中のゴースト。
・・・闇の中から、顔を持たず、ニョキっと手だけが伸び、そして目的を果し、露と消え去ってゆく。そういうイメージを持つ。
5月2日コラム記事で、バレエ・シューズを履いた足だけが切り離されて踊り出す「赤い靴」を思い浮かべたのは、正に闇の向こうにその心が見えない“ゾーッとする不安”を表わしていたのかもしれない。
闇との心理ゲーム、闇との格闘と暗闘。相手が見えなければ、気持は空回り、戦うことはできず。相手が見えなければ、全ては心の内奥に降り積もらせ、自分の内々で乗り越えてゆくしか方法がない。

向こうからは何もかもがスケスケに見えていて、でも、こちらからは何も見えない。相手の見えない闘い、何もできない。「目には目を、歯には歯を」と言ったって、闇の向こうに目も歯も心も見えなければ、殴りつけることも告訴することも叶わず。右の頬を打ちつけられ、おのずとその反動で左の頬を無防備に差し出しさらす格好になっている。
積極果敢に無抵抗の思想を取っているのではなく、相手と正対できない事情がある以上、そうせざるを得ない・・・止むに止まれぬ(笑)“無抵抗の構え”なのである。
どうぞ、来るならば来い、やるならばやれ、何があっても自分自身で自分の心をへし折らないことがせめてもの抵抗なのだ。

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今の時代を「呪いの時代」と呼ぶ人がいるが、呪いとは掻い摘んで言えば、恨みをエネルギー源にした“叩き”である。相手を立ち上がれないほど完膚なきまでに叩きのめし、木っ端微塵に粉砕否定する。ダメージを与える。そうして、してやったりと心ひそかに溜飲を下げる。・・・恨みを外部にアクションとして転じさせ、対価を得る回路である。
メールによる叩き、ネットによる叩き、そして盗聴。どれもこれも匿名性において起動し、ムーヴしている。
闇を介してサディスティックな本望を満たすその業、呪いは深く。暗い暴力衝動への誘惑は「呪いの深さ」ほどに強く。悪魔と取り引きをしたら、ミイラ取りがミイラになるのが落ちだから、消極的ガンジーイズムの無抵抗で丁度いいのかもしれない。過剰反応は、叩きに“やり甲斐”を与えてしまう。

人猫共生会議は彼らが主催した里親会で客を装った奴に隠し撮りされ、画像を利用された。私たち「猫の郵便」も滑稽なことだが、あるメンバーの玄関ドアが無断で撮影され、あらぬ所であらぬ使用目的で利用された。いずれの場合も無抵抗、されるに任せた。
悪意の暴走は単純な説得ではとめられないというのが、経験的実感である。

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Bli                                            + リ リ と ブ リ +

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2012年5月 2日 (水)

+∞ 盗聴~「されていますよ」と通報が ∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を cloudrain 17℃~21℃

Hanamizukijpg                                           + ハ ナ ミ ズ キ +

盗聴 ~「されていますよと通報が THOUGHmobilephonehousemobilephoneshadowmobilephonehousemobilephone

Footprintbone『「盗聴されていますよ」と通報が・・・ゾーッ』と、冒頭小見出しに駄洒落韻を踏んでみました。あっ。はっ。はっ。はっ。
盗聴。する奴もする奴だが、知らせてくる奴も知らせてくる奴。
盗聴ですか? されているんですか? そうですか? でも、そう聞いても特段な驚きは気持の中に生まれて来なかった。「どうぞ、よ~く、耳そうじをして、耳そばだてて聞いて下さい。私の人生の音を」と、そんな心境なのだ。

他人の人生に興味を持つ、それが高じてモラルの一線を超え、盗聴器まで仕掛けて踏み込んでくる。盗み聞きで得るものが何なのかは分からない。しかし、止みがたく“それ”に手を染めてしまうのは、「その人、きっと大変な人生を送っているんだろうな」と同情の念を禁じ得ない。

少なくても自分はそういう人生、そういう価値観を選ばない。胸に黒い一抹の澱みでもいだいたなら、自分の人生はそこで座礁し、薄暗い影をつきまとわせることになる。
そうして、言い訳の壁塗りを何重にもコーティング加工して生きてゆかなければならない人生を送るようになる・・・「自分は正しい」のだと。

Nas1ea

「目的が正しければ何をやっても許される」って、確かオウム事件の時、聞き覚えがある。「目的が正しければ」・・・、とどのつまり、それは何らかのヒーロー気分や社会に対する上から目線の投影なのだろう。しかし、さもしさを先行させ獲物を捕る方法はその身全身に同時に下劣さを終生の品性として背負わなければならなくなるから、いつか時と所を変えて、性(さが)とした“汚れたシッポ”を隠し切れず、必ず露見の憂き目に合う。気の毒だが、そういうものなのだ。
このぼくが裁かなくても、彼(彼女)自身の影が追いかけてゆくことになっている。

盗聴だ! さぁー、大変だ! と、騒ぎ立てたところで、ぼくらに仕掛けられた悪意を、そう簡単に止めさせられるものではない。敵は何しろ、性(さが)という情動をモチベーションにしているから、性(さが)が止まない限り悪態は続いてゆく。性根とはそういうもの。達観している。匙を投げている。
生活の音が聞きたければ、はいどうぞ。猫たちの寝息や鳴き声を聞きたければ、はいどうぞ。秘密の暴露で「したやったり」と溜飲を下げたいのならば、それもどうぞ。
自分を取り囲む四方の壁が或る日突然“バン”と音を立てて崩れ、世間に恥をさらすことになったとしても、ぼくはそれを恥ずかしいことだとは思わない生き方をして来たつもりだ。盗聴されようが、盗撮されようが、今日も明日も明後日(あさって)も、猫待つ街角に出かけてゆく。

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今回の「盗聴」の件で、何故かピーンと頭の中でシンクロしたことがある。子供の時、悪夢にうなされる原因になったあの有名なバレエ・シューズの物語、「赤い靴」のことだ。
赤い靴が本人の体からも心からも離れ、勝手に踊り始める。子供心に「恐いな」「気持悪いな」と思ったものだが、自分がその時に感じた“嫌な感覚”が思わぬきっかけで今日やっと謎解きできた。・・・つまり、赤い靴は人間の性(さが)を象徴し、性(さが)が赤い靴にくるまれ動力となって、その人の人生を覆い尽し翻弄してゆく。されてゆく。

性(さが)に飲み込まれ性(さが)本体となって生きている人、性(さが)むき出しの人生を歩んでいる人、そういう人っているよね。

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Koto                      + ぼ く の が ま ん が い つ か 実 を 結 び +

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2012年4月30日 (月)

+∞ 4月のお買物‘12 ∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を cloud  19℃~23℃

Thank_you_75_jpg                                           + あ り が と う +

蝶のように身軽にはたらき蜂のようにせっせとshinerunshinerunshinerunshine

Mini_t3練馬区SHさん 港区MTさん 港区KKさん 愛媛県MKさん 東久留米市HYさん港区CandyMさん 中野区YTさん 大阪府TAさん 目黒区MNさん (順不同)

毎月のご寄付ありがとうございます。気持を実のある形にして表現し、伝えてくれること、いつも感謝しています。皆さんのご厚意は、「猫の郵便」の活動の中で、不幸を身にまとい外で暮す猫たちへの食べ物になり、食器などの備品になり、薬になり、送り届けています。

真面目さだけが唯一つの取り柄の「猫の郵便」。関わりのある猫たちには、一日二回のラウンド活動は欠かさずにやり続けています。イレギュラーはありません。
地域猫活動をする人は多くは一日一回の給餌がだいたいの主流だと聞いていますが、「猫の郵便」は24時間を二点複眼で見守るやり方でやって来ました。夜の回に姿を表わさなかったなら、その8時間~10時間後の次の回に補足・補完する方針です。

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活動は単に猫たちに食べ物を与える・・・それだけが目的ではなく、一日二回足を運ぶことで信頼関係を築き、場所を知り管理することが出来ます。新しい捨て猫がないか、定住猫の失踪・消滅はないか、猫の病変・異変などの“調査”の目的も同時にかねています。
変化を見逃すと、猫に対しても場所に対しても無責任な“異邦人”になってしまいますので、チェック&ウォッチングは最重要項目なのです。
同じ場所でも時間が変われば何もかもが様変わり、町の様相も入れ替わっていて、場所と猫個体双方の事態を把握していることが、何が起きても対応可能な重要ポイントということになります。

「猫の郵便」の目的は関わりのある全ての猫たちに忠犬ハチ公のような、悲しい思い、ひもじい思いをさせないで、活動を収束の方向に向わせることだから、時間・労力・気持・・・真面目さが全てなのです。
応援して頂いている方々の眼差しは活動の中でしっかり受け止めていますので、これからもよろしくお願いします。

買物リストは後日になります。

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2012年4月29日 (日)

+∞ 桜、積み残し ~2012 ∞+

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Photo_2               + 毎 年  定 点 観 測 の 枝 +

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2012年4月28日 (土)

+∞コピーキャット交響曲な春~四月∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を cloudsun16℃~23℃

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コピーキャット交響曲花盛りの春 四月shinecherryblossomshinecherryblossomshinecherryblossomshineshineshine

Mini_t35月6日までの約一週間余、世はゴールデン・ウィーク真っ只中に突入するので、今月はやや早めの“まとめ”をします。長期間の休みに入ると、世も人も思考停止傾向になるきらいがあるのでシリアスなテーマを扱ってもしょうがないかと、これもしばしの棚上げです。
世間が“お休みモード”でも猫の命はノンストップ、「猫の郵便」号に休みなし。年中無休。こういう時にストーンっと、密室のエレベータが沈み込むようなあの感覚がやって来るのです。「百年の孤独」感と言ったら良いのか、何と表現したら相応しいのか。
世間の流れとは逆方向に舳先を向けて生きてゆくのが、「猫の郵便」号に乗り合わせた宿命(さだめ)。世間の川の流れとは逆方向に不幸な猫たちの“顔”があり、点在している。身にしみて、そういうことなのです。

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冒頭写真は掲載済みの増上寺の桜模様ですが、写真上のちょっと見では春らんまんが写し出されている様子ですが、今年の春は気候の上でも猫の保護活動にとっても、絵のような穏やかな春とは行きませんでした。春がかなり遅れてやって来て寒さが残り、気圧配置の変化と共にもたらされたのは猛烈な嵐二発と月後半になって入梅を思わせるぐずついたイレギュラーな日々でした。・・・沖縄が例年より早めの雨季に入り、この分だと梅雨明けも早くなり、うだるような暑さの「長い夏になるのかな?」と心中穏やかではありません。
外で暮す猫たちにも病気を患っている猫たちにも、厳寒の冬も厳しければ、体力を奪う高湿度の日々も厳しく、猛暑の夏も耐え難い。セラヴィと腹をくくるか、生まれいずる悩みと天を仰ぎ願かけするのか・・・、やって来る場面ごとに臨機応変対応し答えを出してゆくしか道はないようです。
猫の保護活動=命の物語は、演出のない筋書きのないドラマです。

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冬の終りから春先にかけ、保護猫のコスモくんとバラタマタンの症状が深刻さを増しました。落ちた免疫力や体力を病院の手当てで持ち上げ何とか持ち直してはいるものの、薄氷を踏んでいることに変わりはありません。猫の誰かが重度の病気になると、その猫に注意を払うのは勿論のこと、他の猫たちにも“微妙な現象”と言える変化が発生します。
それは病気の猫を特別扱いするため、単純明快に言えば、他の猫たちの間で嫉妬の嵐が吹きまくるのです。「わたしにも、ぼくにも、そうして下さい」「何でコスモくんだけ、そんなにいいものを食べてるんですか? ぼくも食べたい」「どうしてバラタマタンは何回ももらえるのですか? ずるい。待遇がちがう」と、不平不満の阿鼻叫喚が部屋中にあふれ返るのです。
猫はみんなコピーキャット、「差別反対」「ぼくだって、うーんと、可愛いのに」と、情熱的な熱視線、そうして猛烈抗議に出費がかさんでゆくことになるのです。
飼っている猫が4~5頭なら誤魔化しも効くものの、ぼくの家に17頭。鉄腕ウンガさんの家にも、Liam君の家にも・・・。鉄腕ウンガさんの家では、蘭の花先生を特別扱いし過ぎると“うらみ節”や“ブーたれ苦情”が入っているそうです。

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命の物語はいろいろ。命の物語は色とりどり。猫たちの阿鼻叫喚、喧騒渦巻く中、ブログを書き、外猫活動へ出かけ、生活のメイク・エンズ・ミートをやり繰りし、ひっちゃかめちゃかの綱渡り。
しかし、今月はさすがに疲れてしまい、ブログ休刊もしばしばでした。できるだけ穴を空けないで記事更新をしてゆこうと“つもり”はあるのですが、本格的な病気になってしまったら元も子もないので、何をカットするかと言ったらブログを休んで時間を作るしかありませんね。んー。
ブログ休み、これからも増えるかもしれません。
お遊びブログやおふざけブログでお茶をにごすのは性分に合わないので、ほとんどの人に喜ばれないブログ、応援もか細いブログ、全面廃止も選択肢として射程内にあります。

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Gw                                     + 世 の 中 を 見 る 目 

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2012年4月27日 (金)

+∞廣瀬勝海裁判③~どこまでも軽い命∞+

猫の郵便のことははじめにを 福島光を raincloud 16℃~18℃

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廣瀬勝海事件裁判 どこまでも軽んじられる猫の命catshinecatshine

Candle20事件が司法の場に移されると、どうしても人間ドラマになってしまいますね。そうして、被害の中身・本体が失われてゆく。そうして、法廷は量刑のプラス・マイナスの取引の場にすり替えられてゆく。そんなことを感じながら、廣瀬勝海事件第二回公判の場にいました。

公判の傍聴を通して胸の奥底から浮かび上がって来たのは、被告・弁護側にとって殺された(⇔殺した)猫たちの命はこの場に及んでも軽く、苦痛の中で死んでいった命たちへの気遣いを感じることはどの場面にもありませんでした。
被告・弁護側は結審に向け少しでも軽い量刑を勝ち取ろうとする思惑や比重が大きく、被告によって苦しめられ死んでいった猫たちの命の重さは法廷の場でサイドストーリーへと追いやられる軽さでした。

ふり返り・・・かえりみられることのない命たち、枯葉一枚ほどの重さもない命たち・・・と、そう思えました。

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被告・廣瀬自身への尋問、そして被告側証人として出廷した父母への尋問がありましたが、被告本人の口からもその両親の発言からも最後まで、殺した猫へ詫びる言葉は一言もありませんでしたし、オモチャのように翻弄されて死んでいった猫たちへの思いは沈痛な思いとなって聞こえて来るものではありませんでした。伝わって来ませんでした。
この場を何とかやり過ごし何が何でも元の自由な生活を手に入れたいだろう廣瀬被告は、神妙な面持ちで着席していました。だけど、自分が起こした事件の張本人であるはずのその被告の表情は、あくまでも平静で、落ち着き払ったものであり、犯した罪への畏れおののきや後悔の念が吐露されるものではありませんでした。時に薄ら笑いすら浮かべていました。

公判の中で、「何故、猫を虐待死させるような罪を犯したのか?」という検察官の問いに対し、廣瀬本人も父母も弁護人も口を揃えて、「躁うつ病のため」としていました。
悪いのは病気であって、本人の責任・罪・資質・生い立ちを躁うつ病という病名で軽量化し、すり替え、情状酌量を図ろうとしたのでしょうか?

公判最後に、廣瀬被告が裁判長から発言を許された時の言葉はというと、こうでした。
「14,15匹の可愛い猫チャンをいとも残虐に殺してしまったこと大きく反省しております。亡くなった命はもう戻ってきませんが、これから不幸な猫ちゃんが一匹も出てこないことを祈って、私自身、殺してしまった猫チャンの成仏を一生かかって祈ってまいりたいと思っています。ありがとうございました。(本人談そのまま)」と言うものでした。

極悪非道な子猫殺しを存分に繰り返した挙句の最後の言葉がこれです。反省と言っても本を朗読しているような、どこか他人事のような、悔いも詫びも伝わって来ない審理中の態度や弁舌が、唐突に「可愛い猫チャン」とか「不幸な猫チャンが・・・出ないよう祈って・・・」とか「成仏を一生かかって・・・」と、悔恨の足場もなく飛躍しています。言い回しも不自然であり、流れも珍妙であり、事前に字面だけ一生懸命まる暗記したとしか思えない魂のない声の抑揚でした。
本当の心の底からの懺悔であれば、生身の声にその表情や抑揚が出るものです。
すり替え誤魔化し何のそのの平気の平左で、「可愛い猫チャン」と取り繕えるこの神経、この軽さが、彼自身の「生命あるものへの眼差し」の軽さなのです。やったことへの軽さなのです。

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そして、モンスター化してしまった自分の息子へのその父と母の態度は、この期に及んでも「躁うつ病が悪い」と、息子に罪と向かい合わせることを回避させています。彼ら両親は、息子・勝海が社会に出て来たら、「自分たちの自宅近くにアパートを借りて住まわせ、息子を見守る」との旨を述べていましたが、事件中も息子の異常に気付くことがなかった鈍感・大甘々で果たして大丈夫なのでしょうか? 動物への虐待行為には必ずと言っていいほどエスカレーションがあることが気になって仕方がありません。

自分たちが育てた息子の手によって致死に至らしめられた多くの猫たちが受けた“受苦や痛み”に馳せる思いは微塵もなく(謝罪の言葉はなかった)、息子にその場を逃れさせる役割で出廷したその父と母の良識。
水に沈められ、殴られ、蹴られ、踏みつけられ、壁に打ち付けられ、血を流し死んでいった猫たちが哀れで・・・切なく・・・、無情の鐘が心の中で遠く近く鳴り響くようでした。

「あんたたちが育てたあんたの息子がやったことなんだ。子供の頃、“命は大切”と、一度でも目と目を合わせ、諭したことはあるのですか?」と、今尚波立つ気持を消せません。
一度目は廣瀬の手のよって殺められ殺され、二度目は法廷の中で「猫だから」と命を軽んじられるという方法で殺される・・・、絶句するとはこのことでした。

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廣瀬勝海事件。廣瀬勝海とは・・・
どんな生まれ育ちや環境が、子猫連続虐待犯を作り出したのか? 抵抗できない存在を翻弄し殺める人間を作り出したのか?
その生い立ち、鬱病発症、離婚、医療生活保護受給、そうして里親詐欺と子猫虐待死事件に至った経緯は、後日アプローチ法を考えまとめます。
廣瀬勝海が犯した犯罪は、出会い頭の単純な暴力行為などではなく、「快楽のために殺しを求めた」、ここが最重要ポイントです。この点にアプローチする必要があるのです。最重要な鍵なのです。
快楽目的の殺しは、脳が快楽を記憶します。そして、脳はそこに戻ろうとします。つまり、再発の可能性は十分にあるのです。

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Jpg                + らんの花 去年冬はじめ 発見時 おそらく何らかの暴力行為が +

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